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植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

ミコアイサ:越冬地の暮らし

 この辺りでは、11月中旬になるとミコアイサが姿を現します。 しかしこの時期のミコアイサはまだエクリプスの状態なので、オスといえどもメスとそっくりの姿をしています。 気を付けていなければ見落としてしまうかもしれません。

<換羽>

ミコアイサ01
到着時のミコアイサは皆このような姿をしています。 強いて見分けるとすれば、目先の黒さと頭部の褐色と白の境界線の形に注目する方法が有名です。 メスの成鳥は目先が黒く、境界線がM字状になっています。 気を付けなければならないのは、換羽が進めばこれも絶対的なものではなく、目先の色も黒くなります。 私の印象としてはこの個体はオスの成鳥だと思われますが、幼鳥も目先は黒くないので、断言する自信はありません。
ミコアイサ02
繁殖羽への換羽はすぐに始まります。 12月に入る頃にはすでにオスらしい姿も見かけるようになります。
ミコアイサ03
この個体はエクリプスから換羽に入ったばかりの姿に見えます。
ミコアイサ04
こちらは換羽がずいぶん進んで、お馴染みのパンダ模様に近くなっています。
ミコアイサ05
12月も下旬になると、もうすっかり換羽が終わって、パンダガモの別名に相応しい姿が目立ってきました。 これがオスの成鳥の冬羽の姿です。

<求愛行動>

ミコアイサ06
新年を迎える頃、この池のミコアイサの数が俄かに増えたように感じます。 カモは基本的に集団で求愛行動を行いますから、この池は婚活パーティーの会場の一つになっているのではないでしょうか?
ミコアイサ07
オスたちは皆、冠羽を逆立てています。 興奮状態を表現しているようにも見えますが、冠羽もメスに対するチャームポイントになっているのでしょう。
ミコアイサ08
合コンに遅れそうなカモも慌てて駆け付けます。





ミコアイサ21
求愛のポーズは、多くのカモでほぼ共通のようです。 のけ反るようなポーズ。
ミコアイサ22
伸びあがるように体を立てます。 自分が大きく強いことをアピールしているのでしょうか?
ミコアイサ23
前と一連の動きで水面に倒れ込み、お尻を持ち上げます。
ミコアイサ24
こうした場面につきものなのが内輪もめです。 ライバルを蹴落とすために追い出そうとする乱暴者が必ず現れます。あるいはメスに自分の力を見せつけようとしているのかもしれません。 自然界では力が強い者が勝者になるということが一般的によく観られます。
ミコアイサ25
しかしメスがこの原則にすべて従うとは限りません。 むしろ乱暴者やしつこく付きまとう者は嫌われる傾向が強いようにも感じられます。
ミコアイサ26
メスの突進に乱暴者はほうほうの態で逃げ出します。

ミコアイサ27
この一群にまだ換羽が進んでいないものが混じっています。 換羽の進み具合は個体によって早い者もあれば、遅い者もありますが、肝心の行事も終盤にかかろうとしているこの時期に間に合わなくては意味がありません。 一般的に成鳥の換羽が終わる頃に幼鳥の換羽が始まるとされているので、この個体は幼鳥だと考えるべきでしょう。
ミコアイサ28
この騒動の中で、最も多くのオスにモテていたのがこのメスです。 当然この個体は成鳥のメスの筈です。 幼鳥のメスも幼鳥のオス同様に冬の間には目先が黒くなるものと考えられます。


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  1. 2018/02/08(木) 22:47:43|
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Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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