つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

カワセミ2017

 今年は山崎川でもカワセミの姿を見かけることが極端に少ない年でした。 山崎川に限らず名古屋周辺でも同じような傾向が観られたように思います。 時折見つけて、これまでの経験から、この程度離れていれば逃げないだろうと思われる場所でカメラを構えても、すぐに見つけて飛び立ってしまいます。
 私が散歩コースにしている山崎川では、毎年二組の番が繁殖を行っていると思われますが、これはずっと変化がないようです。 餌の量や広さから言って、この区間では二組の親子を養うのが限界だということなのでしょう。 例年ならば胸の黒い幼鳥が現れる頃になっても、一向に姿を観かけず、どうしたんだろう?と心配する日々が過ぎました。 それでも9月後半になると、カワセミの姿を見かけることが増えてきました。 ほっとしながら眺めていると、不思議なことに気付きました。 上下流二つのテリトリーには、それぞれ三羽のカワセミが出没しているように思われます。 そしてまだ巣立ってそれほど時間が経っていないように見える幼鳥が混じっています。 たぶん成鳥のオスとメス、幼鳥一羽という組み合わせのように見えます。 ひそかに期待していたオス同士の争いも見られず、それなりに穏やかな日々が続いていきます。

カワセミ01
一番よく目に触れるのは幼い幼鳥です。 まだ枝にとまるのも不安なようで、コンクリートやブロックにとまるので、眼の悪い我々にも簡単に見つけられます。 必然的にこの個体を撮影することが多くなりました。
カワセミ02
珍しく、いわゆるお立ち台の枝にとまりました。背景にカルガモの群れを従えて、パチリ!
カワセミ03
羽繕いに余念がないようです。
カワセミ04
少し上流にあるデッキの支柱に現れました。
カワセミ05
飛び込みを期待して待っていると、やっと飛び立ちました。
カワセミ06
コンデジには少し暗すぎるので、かなりブレブレですが、突入の瞬間です。
カワセミ07

カワセミ08

カワセミ09

カワセミ10





カワセミ51
もう少し大きく撮りたいと思い、ズームアップしてみました。
カワセミ52
運よく飛び込み!
カワセミ53
ダイビングを何度か繰り返した後、羽繕いです。 やはりあの飛び込みは、漁ではなく水浴びだったようです。
カワセミ54

カワセミ55

 ところが、写真を整理していると、思いがけない写真が混じっていました。

カワセミ56
飛び込み後、支柱に戻ってくる幼鳥の嘴に、何かを銜えています。
カワセミ57
どうやら小枝のようです。 ということは、先ほどのダイビングは、食料確保の練習だったということになります。
カワセミ58
それで思い出して、半月ほど前に撮影した写真を調べると・・・やはり小石のようなものを銜えています。 まだ巣立ったばかりの幼鳥は、ダイビングで生きている小動物を捕らえることはできません。 まず地面に落ちている小石などに興味を持ち、やがて水面に浮かぶ小枝や葉っぱを獲り、そして動きの遅い小動物を獲れるようになり、ついに魚を獲れるようになるというステップを進みます。 やはりこの幼鳥はまだ自立に向けた特訓の最中だったということになりそうです。 ある程度の段階に達すると、親鳥は子供をテリトリーから追い出しますが、現段階ではまだ未熟なので、子供がテリトリー内に留まることを容認しているというのが真相だったようです。
 逆に観れば、この幼鳥が追い出される日も間近に迫っているものと予想されます。 奇跡的な偶然が重なれば、その様子を撮影できる可能性もゼロではないでしょうが…。

カワセミ59
こちらは下流側の親鳥と思われます。 最近、黒い個体を見かけなくなっているようにも思われます。 石垣には小さな小動物がうごめいています。 幼鳥はこれらを捕獲できるようになっていると思われるので、これで命をつないでいるのでしょう。 カワセミの親は巣立ち後数日しか餌を運ばないようなので、その後は親の庇護は期待できません。

 やっと変化の兆しが見え始めた途端に長雨が続いています。 なかなか明るい展望も開けてきませんが、犬も歩けばなんとやら…。 たまにはいいこともあるでしょう。


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  1. 2017/10/21(土) 16:06:51|
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Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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