つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

クイナとヒクイナ

 クイナはツル目クイナ科クイナ属の漂鳥です。 夏季は中部地方以北で繁殖し、冬季は中部地方以南へ南下して越冬します。 主に水辺に生息し、警戒心が非常に強い鳥です。 半夜行性で昼間はあまり活動しませんし、すぐに草陰などに隠れてしまうので、人目に触れにくい野鳥です。 

クイナ01
クイナはかなり速く泳げるのですが、陸上ほど敏捷には動き回れないようです。
クイナ02
この時、首を前後に振って泳ぎます。 バンなどのクイナ科の野鳥も、よく似た泳ぎ方をします。
クイナ03
これらの鳥は、足場の不安定な場所を主な行動拠点にしているので、ここを敏捷に動き回れるように足を発達させています。
クイナ04
クイナの足は頑丈で指も長く発達していますが、水かきがありません。 水かきは敏捷に動き回るのには邪魔になるのでしょう。 でも足裏の面積は大きくなるので、これで水をけって泳ぐのでしょう。
クイナ05
陸伝いでは遠回りになるときに、ショートカットの目的で泳ぐように思われます。
クイナ06
今回は水深のごく浅い場所で餌を探すようです。
クイナ07
クイナは雑食性で、昆虫・節足動物・植物の茎や種子等を主に食べます。 魚や小型の鳥までも食べることがあるそうですが、残念ながらそのようなシーンに出会ったことはありません。
クイナ08

クイナ09






クイナ21
餌探しの多くは、このようにヨシ原の地面で行います。
クイナ22
これならば、何かが起こってもすぐに身を潜めることが出来ます。
クイナ23
クイナは飛ぶことは苦手なようで、急いで草陰に戻るためにわずかな距離を飛ぶくらいです。 でも繁殖地から越冬地への移動には、長い距離を飛んでいるはずなのですが…。

 私は日本の古典文学には全く疎いのですが、「水鶏」(くひな)は古代からよく登場して親しまれています。 クイナの名はクイッ!クイッ!というドアをノックするような鳴き声からつけられたものだと言われていますが、実はこれはヒクイナの鳴き声です。 どうも昔はクイナとヒクイナは区別されていなかったようです。
 現在では、ヒクイナは同じクイナ科ではありますが、別属のヒメクイナ属に分類されています。

クイナ24
ヒクイナもクイナと同じような場所に棲み、よく似た行動をします。
クイナ25
体色や嘴の長さに差はありますが、体型的にはクイナとよく似ています。
クイナ26
一部の図鑑には夏鳥と記載されていますが、その後、国内でも広く繁殖していることが判明しています。 それにしても、クイナ同様に飛ぶことは苦手に見えますが…。


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  1. 2017/02/09(木) 09:39:37|
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いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
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