つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

ハシビロガモ換羽完了

 ハシビロガモはマガモやコガモ同様にマガモ属のカモですが、巨大な嘴が目立ちます。 マガモ属のカモはどれも陸上や浅い水底の植物を主食とし、基本的に潜水はしません。 これに対してハシビロガモは、特異な嘴を発達させたことからも想像できるように、主食が若干異なってきます。

ハシビロ01
メスはやはり地味ですが、巨大な嘴は共通です。 虹彩は褐色です。
ハシビロ02
オスはエクリプスの時から、虹彩が黄色です。 嘴と虹彩の色で雌雄の判断は一応できます。 目と嘴の間に白い線が入っているので、この状態をサブエクリプスと呼んで区別するのが一般的なようです。
ハシビロ03
サブエクリプスの頃から、羽色は派手になってオスであることは判りやすくなります。  羽色は急速に鮮やかになり、この状態ではほぼ繁殖羽といえる状態になります。 (正直なところ、換羽の時期は概ねこんなもので、特別ハシビロガモだけを区別する理由が、もう一つ理解できないのですが…。)
ハシビロ04
換羽が完了し、繁殖羽の外観になったオスです。 マガモなどと同様な金属光沢が鮮やかです。
ハシビロ05
金属光沢は、光の角度などによって、変化します。 図鑑などにはどれも暗緑色と書かれているので、これが色素の本来の色ということでしょうか。

ハシビロ06
ハシビロガモも、このように水中の植物を食べている姿も見かけます。
ハシビロ07
しかしよく観かけるのは、水面を回りながら、水を飲んでいるようなこの姿です。
ハシビロ08
嘴を水中に入れて、何を食べているのでしょうか?
ハシビロ09
頭部を拡大して嘴を観ると、櫛のようなものが嘴に生えてます。 これが篩の役目を果たし、池の水からプランクトンなどの栄養分を漉しとって体内に取り込んでいると考えられます。 植物プランクトンだけではなく、動物プランクトンや微生物・種子なども食料にしているわけです。 マガモ属のほとんどが植物食傾向が強い雑食の中で、ハシビロガモは完全に雑食であることが推測されます。

 カモ類は、野鳥マニアの多くには、それほど人気が高いとは言えないようですが、観察してみると不思議な生態が次々に見えてきます。 可能な限り、今後も観察したいと思います。 しかしカモ類の多くは、日本では繁殖行動の肝心な部分を観ることができません。 素人の力では、所詮限界があるのですが…。

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  1. 2016/12/22(木) 22:52:03|
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いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
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