つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

オオタカ

 最近、足繫く通っている池の上空を、時折オオタカが飛ぶ姿を観かけていたのですが、それ以上となると、なかなか見せてくれませんでした。
 オオタカは広く世界中に分布する中型のタカですが、日本の亜種は白い眉斑と黒い眼帯が特徴で、精悍な印象を与えます。 運動性能が高く、ハト・カモ・ネズミ・ウサギ・オゴジョなどを捕らえる里山の猛禽類で、食物連鎖の頂点に位置する存在になっています。
 人間との関わりも古く、仁徳天皇の頃から鷹狩りに使われていたようです。

オオタカ01
上空を旋回するオオタカ。
オオタカ02

オオタカ03
カメラマンの砲列の先にオオタカがとまっています。 時折、この大木にとまるということは聞いていましたが、逆光の影響もあって、なかなか見つけられません。
オオタカ04
幼鳥では胸の縞模様が縦縞になりますが、この鳥は横縞なので成鳥です。
オオタカ05
距離も逆光も苦しいので、枝被り覚悟で位置を変えてみました。

 これでゆっくり撮影できると少し気を抜いたとたんに突然飛び立ちました。 慌てて影を追いかけたのですが、暗い場所に入って、不覚にも姿を見失ってしまいました。 後で聞いたところでは、向こうの水面に飛び込み、オシドリらしき鳥を襲ったということです。 狩りの成否はもう一つ定かではありません。 やっと私の目に入ったのは、水辺の小木に飛び乗った後でした。

オオタカ06
小木に飛び移ったオオタカ。 獲物の姿は見当たらないようです。
オオタカ07
まもなく、ここから林の向こうへ飛び去りました。 獲物は持っていなかったようです。

 肝心な場面を捉えることができなかったのは、返す返すも残念です。 滅多にないチャンスだったのですが…。  繰り返し通っていれば、再びチャンスが訪れると、信じることにしましょう。

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  1. 2016/11/27(日) 15:55:57|
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珍客:オガワコマドリ

 今年は一段と鳥が少ないと嘆いていた散歩道に、思いがけない珍客が現れました。 コマドリはこれまでに数度だけですが、一応お目にかかっていたのですが、オガワコマドリという名前すら聞いたことがありませんでした。 コマドリと同じくツグミ科の野鳥ですが、最新の分類でも別種とされています。
 ユーラシア大陸の中部以北で繁殖をし、冬季は南下して越冬します。 わが国では目撃例も少なく、迷鳥的な扱いを受けていたのですが、現在では稀な旅鳥または冬鳥とされています。 それでも日本海側での記録が多いようなので、この付近ではやはり珍鳥中の珍鳥ということになりそうです。

オガワコマドリオス01
主に動物食で、地上で昆虫の幼虫などを捕食します。
オガワコマドリオス02
ヨシ原に潜むオガワコマドリ。 喉の青いラインが目を惹きます。 メスはこの部分が灰色なので、オスで間違いなさそうです。
オガワコマドリオス03
餌を探しているのでしょうか? 逆光の上にチョコマカ動き回るので、撮影は疲れます。
オガワコマドリオス04

オガワコマドリオス05

オガワコマドリオス06

オガワコマドリオス07

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  1. 2016/11/26(土) 20:23:19|
  2. 野鳥
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ハマシギの頃

 久しぶりの藤前干潟。 カモやカモメは思ったほど来ていません。 旅鳥のシギチは、さすがに少なくなったようです。 そんな中でハマシギの姿が目立ちます。 ハマシギは旅鳥として、もっと南を目指すものもいますが、この付近で越冬する冬鳥として訪れるものもあります。 越冬組が到着したのでしょうか?

ハマシギ01
ハマシギは大群を作ることでも有名です。 引き潮に合わせて、現れた干潟に群れで移動しています。
ハマシギ02

ハマシギ03

ハマシギ04

ハマシギ05

ハマシギ06

ハマシギ07

ハマシギ08


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  1. 2016/11/17(木) 18:29:14|
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留鳥の繁殖行動

 野鳥の繁殖行動は、概ね春か夏の時期に行われます。 遠距離移動を行う鳥にとっては、それ以外にはありえません。 しかし、一年中居場所を移動しない鳥の場合はどうでしょう? 水辺に棲む留鳥の中には、文字通りに一年中観られる鳥もいます。 おそらく餌も、こういう場所では、比較的安定して確保できるのでしょう。 都市部に棲むカワセミは、年に2~3回子育てを行うのがむしろ普通になっているように思われます。
 冬に向かっているこの時期ですが、見慣れた水鳥たちの繁殖行動と思われる行為を、最近、よく目にします。

留鳥01
泳いでいるカイツブリをぼんやり眺めていると、小さな塵が動いたような気がしました。 もしやと思ってズームすると、やはり幼いヒナがいます。
留鳥02
餌をもらうと、親鳥の背中に潜り込んでいます。 まだ巣立って間もないのでしょう。
留鳥03
見事におんぶしました。
留鳥04
今年は新年早々にカイツブリのヒナを観ていたので、それほど驚きませんでしたが、ほぼ一年中、どこかで子育てをしているのでしょうか!?

留鳥05
近頃、この時期にもカルガモの交尾を見かけます。 本物の(?)交尾なのか、疑似交尾なのかは知る由もありませんが、むしろこの時期の方が、交尾シーンを目撃することが多いように思われます。
留鳥06
類人猿のボノボでは、群れの平和を維持するために性交渉が利用されていることが判明し、テレビでも紹介されていましたが、子孫を残すため以外に利用するのは、人間の専売特許ではなさそうです。
留鳥07
冬の時期にヒナを連れた姿を観た記憶がないので、疑似の方ではないかと思うのですが・・・。
留鳥08
まだカルガモの巣も見つけられない私なので…。

留鳥09
カワウが飛んでいるので見ると、明らかに枝を銜えています。 営巣中としか考えられません。
留鳥10
時々、首が白くなっているカワウを見かけます。 これは繁殖中に観られる特徴です。 巣の場所も大体は判るのですが、まだ葉が茂っているので、観察は落葉が終わってからにしましょう。

 人間の間近で生活する動物は、暮らしぶりまで人間に似てくるのでしょうか?

 


  1. 2016/11/14(月) 08:42:36|
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イソヒヨドリの餌獲り

 イソヒヨドリはツグミ科の野鳥です。 ヒヨドリと大きさや外見が似ているので、この名がつけられていますが、ヒヨドリはヒヨドリ科に分類されるので、まったく別の野鳥です。
 世界的に観ると、主に高山帯の岩石地帯に生息するのですが、日本では磯や海岸に主に生息します。 こういう場所に棲む鳥は、コンクリートのビルが立ち並ぶ都会部でも適応できる傾向があり、近年では都市部にも生息域を広げつつあると言われています。
 散歩道に現れるイソヒヨドリが、どこで繁殖しているのかは不明ですが、最近、比較的よく顔を見せて、楽しませてくれます。

イソヒヨドリ01 (1)
オスは背中が暗青色、腹部は暗いレンガ色で、比較的よく目立ちます。
イソヒヨドリ01 (2)

イソヒヨドリ01 (3)

イソヒヨドリ01 (4)
岩場に棲むので、コンクリートの構造物は好きなようです。 地面で獲物を捕らえると、コンクリート護岸の小段に上がって、ゆっくりと食べます。 バッタの仲間を捕らえたようです。
イソヒヨドリ01 (5)

イソヒヨドリ01 (6)

イソヒヨドリ01 (7)

イソヒヨドリ01 (8)
今度は、コンクリートの割れ目に生えたムラサキシキブに現れました。
イソヒヨドリ01 (9)
実が目的なのか? 枝についた虫が目的なのか?


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  1. 2016/11/10(木) 18:40:15|
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オシドリ到着

 鳥を始めた頃から通ってきた近場の公園も、最近はめっきり寂しくなってしまった。 この夏はどこへ出かけても空振りを繰り返すばかりで、さすがに足も遠のいていた。 冬鳥の季節に入ってきた気配なので、様子見に出かけてみた。 池にはカモの数も増えて、オナガガモの換羽も終わってきたようだ。 近くで撮影していた人が「オシドリじゃなないかな?」と呟いている。 私は別の方向を観ていたので、姿を観ていなかったが、ここには去年もオシドリが来ていたのは間違いない。 頭の片隅に容れておいて、先へ進んだ。
 眺望の利く場所に到着すると、先客が「さっき、あそこにオシドリが降りた」といって指さす。 遠いので、私の肉眼では確認できない。 カメラで覗くと、確かにオシドリだ。 全部で6羽のようだ。

オシドリ01
すでに繁殖羽になり、メスも2羽混じっているようだ。
オシドリ02

オシドリ03

オシドリ04

オシドリ05

オシドリ06

オシドリ07

オシドリ08
初期のころは、オシドリは山の方に行かないと観られない鳥だと思っていたので、それなりに遠くへ出かけていたが、意外に名古屋市内でも観られる鳥であることを知った。 しかし警戒心が強く、なかなか近くで観させてくれない鳥であることも間違いない。 もう少し近くで観る機会も、その内には訪れるだろう。 今回はこの程度で我慢しておこう。

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  1. 2016/11/09(水) 17:39:12|
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エクリプスの換羽

 カルガモやオシドリを除くと、カモのほとんどは遠い北の地で繁殖します。 カモの多くのオスは、越冬地で繁殖相手を探すので、我々のお馴染みの姿は、とても派手で目を惹くものです。 カモのオスは子育てには参加しないようなので、自分の役割を終えると、一時的にメスに似た地味な衣装に着替えます。 通常の鳥のように夏羽と呼んでもよさそうですが、カモのオスがこの姿でいるのはかなり短いので、この時期のオスをエクリプスと呼ぶことになっています。 秋になると、繁殖地を離れて越冬地に向かうのですが、日本へやって来るのはエクリプスの姿ということになります。
 越冬地に到着すると、まもなく繁殖羽に着替え、派手な姿になって、繁殖相手の獲得に備えるのです。 カモの種類によって時期にばらつきはありますが、越冬地でパートナーを見つけて、繁殖地へ向かいます。 いずれにしろ、こちらでエクリプスの姿を観られる時期は長くはありません。 メスと見間違えそうな本来の(?)エクリプスの姿となると、渡来直後のわずかな期間ということになるでしょう。 エクリプスの意味を知って以来、初期のエクリプスの姿と繁殖羽への換羽の様子を観察してみたいと思っていました。 と言っても、肝心の観察地に早い時期に現れてくれなければ、もう換羽が始まっているでしょうから、初期のエクリプスを観るのは困難になります。 とりあえずは近くでふつうに観られるカモから始めてみようと考えました。 今回が手始めになるのか? それともこれが最後になるのか? 何はともあれ、お馴染みのカモ4種から始めました。

コガモ

 コガモは私の散歩道で最も普通に観られる小さなカモです。 渡来時期も早く、9月頃から数が増え始めます。 さっそく観察に入ったのですが、渡来時期が早くても換羽時期が早いというわけではなさそうです。 後続のカモたちが換羽を始めても、姿に目立った変化が観られず、かなりイライラしました。

コガモ01
まずは比較の対象となるメスの姿です。 コガモはサイズが小さいので、他のカモと間違えることはないでしょうが、体型といい、模様といい、あまり特徴のないメスです。
コガモ02
初期のエクリプスはメスと酷似していますが、暫く時間が経つと、少し黒っぽくなります。 嘴もメスは付け根が黄色っぽいのですが、エクリプスは全体が黒くなります。
コガモ03
11月になると、換羽が進んで、目の周囲が黒っぽくなってきます。 体色にもオスの特徴が現れてきます。 ここまで進めば、離れていてもオスであることは判別できるでしょう。
コガモ04
厳密に言えば、まだ完了しきっていませんが、散歩道で今年一番早く繁殖羽になったオスです。 目の周りが光線によって緑にも青にも変化する光沢を放ちます。 構造色と呼ばれるこの色は、マガモなどのほかのカモにもよく見られます。

ヒドリガモ

 この地域で最も広く普通に観られる冬鳥のカモといえば、このヒドリガモでしょうか。 オスの額の黄白色の線が印象的です。 全長は50㎝で標準的なカモのサイズです。

コガモ05
嘴は鉛灰色で先端が黒い。 これがオスメス共通のヒドリガモの特徴の一つです。 嘴や目の色はカモの見分けには、かなり有効です。 メスは暗褐色をしています。
コガモ06
初期のエクリプスはメスと似ていますが、雨覆と呼ばれる首の後ろの背中の部分が白いので、見分けは比較的簡単です。
コガモ07
体色も灰色っぽくなり、額に線が現れ始めます。
コガモ08
ここまで来れば、もう繁殖羽といってもいいでしょう。 後方は少し遅れているようです。

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  1. 2016/11/08(火) 15:55:35|
  2. 野鳥
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マガンとの遭遇

 カモの仲間は通常、体の大きさが大きめのものをガン、小さめのものをカモと呼びます。 カモの多くは、冬季になるとオスは目立つ衣装を纏います。 これは繁殖相手を獲得するためと思われます。 この為、越冬地でのオスとメスははっきり違い、見間違えることはありません。 ところがガンは年に一回しか換羽しないので、オスとメスの外見的な違いはありません。
 カモは日本各地に広く渡来するので、愛知県でもほとんどのカモが観られます。 しかしガンは東北・北陸といった日本海側の多雪地帯に大部分が渡来・越冬します。 太平洋側と日本海側を遮る背骨の山脈が低い関係で、琵琶湖周辺はある程度北陸に似た気象条件になるので、毎年、大型ガンのオオヒシクイが越冬しますが、私自身は愛知県ではガンは観られないものと諦めていました。

 さすがにクロハラアジサシも去ったようで、静かになった池を歩いていると、顔なじみになったカメラマン達が盛んに撮影しています。 マガンが来たというのです。 耳を疑いながらも、列に加わります。

マガン01
所詮見られない鳥と諦めていたので、予備知識もありませんでしたが、カルガモに混じってお尻の白さが目立つ鳥が泳いでいます。 大きさもカルガモと差がありません。 もっと大きな鳥を想像していたので、周囲に確認しましたが、間違いないようです。
マガン02
初めて出逢うマガンです。
マガン03
帰宅後に俄か勉強をすると、またまた疑問が生じました。 マガンの学名は白い額のガンという意味なのですが、最大の特徴である白い額が見当たりません。 疑問はしばらく調べる間に解消しました。 幼鳥にはこれがないのです。 紛れもなくマガンの幼鳥だったのです。
マガン04

マガン05

マガン06

マガン07

マガン08

マガン09

マガン10
いわゆる迷鳥の類なのでしょうが、冬に向けての嬉しい贈り物でした。

  1. 2016/11/05(土) 17:56:34|
  2. 野鳥
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カワセミ:バトル開始

 その年の最後のヒナが巣立ち終えると、来年に向けて、カワセミは準備に入っていきます。
 今年は、いわゆる三番子まで子育てを行ったのでしょうか、夏が終わっても、胸の黒いヒナと思われるカワセミの姿を見かけたものです。 しかし総じて言えば、どこへ行っても、あまりカワセミの姿を見かけない夏でもありました。
 これまで、私はあまりテリトリーを獲得するためのバトルというのを、目撃する機会がなかったのですが、繁殖地では繁殖シーズンが終了すると、オスたちの間で来年のテリトリー確保のための争いが展開されます。 テリトリーを作るのは、自分たちの子供に与える餌を確保する為でしょうから、それなりに広い場所を独占する必要があります。 いかに多くのヒナが育ったとしても、テリトリーの数は、もう増やすことはできないでしょう。 争いに敗れてしまったカワセミはどうなってしまうのでしょう?
 何はともあれ、静かだった夏が終わって、そろそろ山崎川にも、新たな風が吹き始めたようです。 最近になって、護岸などに複数のカワセミの姿が観られるようになってきました。 まだ激しいバトルを目撃したという噂は聞こえていませんが、10月の終わりに散歩していると、対岸にカワセミが2羽とまっているそうです。 下流側なので、対岸までの距離も広くなり、私の目では肉眼で見つけることも困難ですが、動いてくれると何とか確認できます。 目いっぱいのズームで、さっそく覗いてみました。

カワセミバトル01
二羽の距離は、接近してもこの程度ですが、仲良くしているという雰囲気でもありません。
カワセミバトル02
時折、首を上下させています。
カワセミバトル03
たぶん、自分の大きさを誇示して、相手を威嚇しているのでしょう。
カワセミバトル04
今度は屈み込みました。
カワセミバトル05
飛び掛かるぞという脅しのつもりでしょうか? 盛んにこの行動を繰り返します。

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  1. 2016/11/02(水) 08:13:13|
  2. 野鳥
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プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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