夏鳥というと、夏の間はあちこちでふつうに観られる鳥と思い込みがちですが、繁殖のためにやって来るわけですから、繁殖する場所の周辺以外で観られることは稀です。 この辺りの平地部は暑すぎるのか、あるいは餌の関係なのかは知りませんが、ツバメなどの例外を除くと、この付近で夏場に観られる野鳥はごく僅かということになります。 多くの夏鳥はもう少し涼しい、標高の高い場所で繁殖するので、低地で観られるのは旅鳥と同様に年二回の移動の途中ということになります。 今年もバーダーが楽しみにしているその時期がやって来ました。 オオルリ・キビタキ・サメビタキ・ムシクイなどを待ちかまえます。 しかし、近年、これらの鳥の出現は低調になってきているようです。 やはり気候変動が影響しているのでしょうか?
比較的早い時期にコサメビタキを撮影できたので、もう少し纏まってからと待っている間にかなり時間が過ぎてしまいました。 これ以上待っていると、タイミングを失いそうなので、一応アップしておきます。
コサメビタキは動物食で、空中で昆虫をフライングキャッチするそうですが、ここへ来たお目当ては明らかに木の実のようです。
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- 2016/09/28(水) 10:11:36|
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日の出を見た後、朝食を食べてチェックアウトします。 今日はあまり立ち寄りたい場所もないので、海岸をゆっくり散歩してから出発することにしました。
砂浜は海水浴場になっているので、ほとんど鳥の姿も見られませんが、リアス式海岸の岩場には、時折シギらしき姿も見られます。 あまりガツガツしないで寛いでいると、少しずつ鳥の姿も見えてきました。
砂浜には、コチドリクラスの小さなチドリが佇んでいます。 でも、見慣れたコチドリやイカルチドリとは、どこか違うようです。
先日、藤前干潟で観たメダイチドリとも、なんとなく違うようです。
確か、シロチドリというのがいたはずですが、それでしょうか?
やっと横を向いた個体が見つかりました。 胸の横帯が切れているようです。 シロチドリで間違いなさそうです。
帰宅後に調べなおすと、シロチドリは三重県の県鳥に指定されているので、間違いないと確信しました。
シロチドリは、時折藤前干潟にも現れるようですが、撮影するのは初めてです。
身体が丸っぽいせいか、可愛らしい印象を受けました。
岩場や水制ブロックの方へ行くと、シギがいます。
このシギは、最近見た記憶があります。 オバシギのようです。
波打ち際で、夢中で餌を探しています。
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- 2016/09/12(月) 16:05:30|
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