つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

進む夏羽換羽

 冬鳥の姿もめっきり少なくなった。 繁殖地である北へ渡っていったのだろう。 渡り鳥の夏羽の姿は越冬地では見られないと思い込んでいたのだが、旅立ちが遅れているグループを観察していると、夏羽あるいは夏羽を彷彿とさせる姿は見られる可能性があることに気づいた。 今年は冬鳥の訪れが悪いことも手伝って、滅多にお目にかかれない冬鳥の夏羽を観ることに精力を注ぐことにしている。

夏羽換羽01 (1)
この辺りでよく観られる冬鳥のカイツブリは、カンムリカイツブリとハジロカイツブリだろう。体型的には留鳥のカイツブリと似ているが、一回り大きく、目が赤いなどの特徴がある。しかし夏羽になると、顔に金色の飾り羽が生え、華やかになる。カイツブリの仲間では夏羽が繁殖羽ということになるようだ。カンムリカイツブリの夏羽が観られたので、ハジロカイツブリの夏羽も観たくなって海に出かけた。まだ夏羽には及ばないが、換羽は始まったようだ。この鳥はあまり遅くまで日本にいるということはなさそうなので、どこまで夏羽が観られるのか心配である。
夏羽換羽01 (2)

夏羽換羽01 (3)
なかなか近くて順光の場所で撮らせてくれない。
夏羽換羽01 (4)

夏羽換羽01 (5)
もう少しまともな姿を撮影したいのだが、それまでいてくれるかどうか?

夏羽換羽01 (6)
3月に入って、ミコアイサの姿が急激に減った。もう残っていないと思っていたら、見慣れない鳥が混じっていた。よく観ると、薄汚れてはいるがお馴染みのパンダガモだ。
夏羽換羽01 (7)
もう夏羽(カモの仲間ではエクリプスと呼ぶ)への換羽が始まったようだ。カモの場合は、冬羽が繁殖羽ということになる。 カモでは越冬地で繁殖相手を探すことが最優先ということらしい。事実、カモの多くは抱卵以降はメス任せで、オスは子育てには協力しないらしい。
夏羽換羽01 (8)
先日、頭が黒くなったズグロカモメを観たが、それはもう飛び去ったようだ。 しかし絶対的多数派のユリカモメの中に、ずいぶん頭が黒くなった姿が現れてきた。
夏羽換羽01 (9)
まだ白い部分がまだらに残るが、かなり夏羽に近づいている。
夏羽換羽01 (10)

夏羽換羽01 (11)

夏羽換羽01 (12)
まだ冬羽に近いものが殆どだが、頭部がまだらのものも増えてきている。
夏羽換羽01 (13)
旅立つ頃には、ずいぶん印象も変わってきているだろう。

スポンサーサイト
  1. 2016/03/30(水) 22:09:16|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

カンムリカイツブリの求愛ダンス

 私がカンムリカイツブリの求愛行動を知ったのは、NHKのワイルドライフ「英国ウェールズ」だった。カンムリカイツブリは冬鳥として、この辺りでも越冬する。だが、求愛行動は北の大地でしか見られないはずだから、これは一生観られないものと諦めていた。
 しかし、野鳥の撮影を続ける内に、換羽というものにはずいぶん個体差があり、夏羽あるいは夏羽の面影というものは、渡りの前の時期に観られることもあるということが判ってきた。 数年前、カンムリカイツブリの頭部が黒っぽくなっている個体を見つけて撮影すると、テレビで見た姿にずいぶん近づいている。 それ以来、毎年3月になると、カンムリカイツブリにも気をつけてきた。やがて求愛行動らしき姿も目撃できるようになった。残念ながら遠すぎるので、泣きたくなるようなピンぼけ画像だが、繁殖地に戻る前にパートナーを見つけて、練習する個体はいるようだ。
 調べてみると、国内でもカンムリカイツブリが繁殖する場所はあるようなので、少し遠出をして通ってみるつもりだが、近くで見つけたカンムリカイツブリの越冬する池で粘っていると、予想以上の段階まで目撃できる幸運に恵まれた。

カンムリ求愛01
カンムリカイツブリの求愛行動は、ずいぶん繊細である。様式化・儀式化されているといっても良い。先ず二羽が向き合って、お互いを見つめ合うというところから始まる。
カンムリ求愛02
その後、頭を左右や上下に振り、首を上下させて、のけぞるような動作を繰り返す。
カンムリ求愛03
興奮が高まると、羽毛が逆立つのか、冠が開く。
カンムリ求愛04

カンムリ求愛05

カンムリ求愛06
再び見つめ合う恋人達。
カンムリ求愛07
人気の愛のハート型。
カンムリ求愛08

カンムリ求愛09
やがて愛の儀式は終わる。



続きを読む
  1. 2016/03/27(日) 18:27:17|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コイカルとイカル

 例年ならば、ここへ行けばこの鳥と出逢えるという場所がいくつかあるのですが、今年は出逢えない鳥が続出する中で、イカルは今年も大挙してやって来ました。しかもコイカルのメスという珍客を連れて・・・。 しかしすぐに抜けてしまうだろうという予想を裏切って、まだ一緒に行動しています。

コイカル01 (1)
イカルの群れに混じって餌を食べるコイカル。出かければ、わりと高い確率で出逢えます。 イカルよりも一回り小さく、メスは頭が黒くないので、見分けは比較的楽なのですが、ここはイカルの数が多いので、やはり見つけるのは大変。 おまけにじっとしている時間は短いのです。
コイカル01 (2)
この鳥は中部以南では旅鳥もしくは冬鳥として観られるようですが、かなり珍しいことは間違いなさそうです。どうもオスよりもメスの方が珍しそうですが、これもまたかなり珍しいのではないでしょうか。
コイカル01 (3)

コイカル01 (4)
アトリ科の鳥は、体色は美しいのですが、人相はきつめのものが多いのですが、この鳥も例外ではなさそうです。 私はまだ観たことがないのですが、オスはイカルよりも黒い帽子が大きいようです。 いつか出会えるでしょうか。

コイカル01 (5)
イカルは、ここでは毎年出逢っているのですが、動きが素早くて、なかなか飛んでいる姿を撮影できません。 愛機には荷が重いのですが、コイカルを待つ間、挑戦してみましょう。
コイカル01 (6)

コイカル01 (7)

コイカル01 (8)
天気が良い状態で、この程度が限界のようです。


  1. 2016/03/23(水) 22:12:35|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

大型カモメの群れる礒

 今年は冬鳥の移動にも異変が現れ始めたようで、常連と思われた冬鳥にも姿を見せないものが続出しています。そんな影響もあって、これまであまり馴染みのなかった水鳥にも手を広げてきましたが、少々疲れを感じてきました。気分転換も兼ねて、知多半島の豊浜に昼飯を食べに出かけました。目的は料理かカモメかは微妙なところです。(笑)
 潮の具合も関係して、到着時の礒にはカモメの姿も多くなかったのですが、食事をしている間に期待通りに増えてきました。ここは料理で余った魚などを与えているようで、大型のカモメとトビが普通よりも多く集まる傾向があるなと感じていたのですが、今回はその傾向が特に顕著です。

セグロ01
ほぼセグロカモメとオオセグロカモメで占められた礒。こんな情景は初めて観ました。
セグロ02
背中の色が濃いのがオオセグロカモメ、薄いのがセグロカモメと良く書かれているのですが、やはりそれが一番の見分け方だと実感しました。
セグロ03
両者と、その若鳥が入り乱れています。
セグロ04
手前の猫と比較しても大型カモメの大きさが実感できます。 もちろん猫の狙いはカモメではなく、カモメのおこぼれでしょう。
セグロ05

セグロ06
並んだオオセグロカモメ(左)とセグロカモメ(右)
セグロ07

続きを読む
  1. 2016/03/23(水) 20:15:04|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

アオサギの営巣・交尾

 カイツブリの営巣が始まる頃、アオサギの行動にも変化が現れ始めました。

アオサギ01
アオサギが枝を銜えて飛んでいます。どうやら巣作りが始まったようです。
アオサギ02
巣に到着すると、オスはメスに枝を渡しています。それを受け取って、メスは巣作りしています。
アオサギ03
暫くして落ち着くと、オスはメスの方に飛び降りました。
アオサギ04
交尾だな! と直感しました。
アオサギ05
やはり交尾しているようです。
アオサギ06
やがてオスは飛び立っていきます。 なんともダイナミックな交尾でした。

続きを読む
  1. 2016/03/22(火) 18:17:18|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

カイツブリの営巣・交尾

 暖冬が影響しているのか、留鳥の繁殖というのは本来そういうものなのかは判りませんが、今年は新春そこそこに孵化したと思われるカイツブリのヒナに出逢いました。ヒナはその後も順調に育ち、縞模様も目立たない程度に大きくなりました。
 それを考えれば、さして驚く程のことでもないのでしょうが、早くもカイツブリの巣作りが始まりました。

カイツブリ営巣01
近頃、カイツブリが飛ぶ姿を良く目にします。パートナーを得ようとしているのか、ライバルを追い払おうとしているのかは不明ですが、繁殖のシーズンが迫っていると感じていました。
カイツブリ営巣02
暫く暖かな日が続いたある日、早くも巣作りが始まっています。
カイツブリ営巣03
さかんに枯葉を運んでいるので、巣作りも終盤に差しかかっているようです。
カイツブリ営巣04
卵のクッションや、巣を離れる時に目隠しにするのでしょう。
カイツブリ営巣05
やがてメスと思われる一羽が巣に上ります。
カイツブリ営巣06
使い心地を確かめているのでしょう。

続きを読む
  1. 2016/03/20(日) 22:14:37|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

春を待つ干潟

 三月に入ると、渡り鳥の動きにも激しい変化が生じてきます。公園の池などでも普通に観られていたカモの姿もずいぶん減ってきました。カモ類の多くは越冬地に到着すると冬羽に着替え始めます。そしてオスは華やかな衣装を纏います。カモにとっては冬羽が繁殖羽になるようです。さかんに求愛行動を繰り返し、徐々にペアが成立していきます。中には交尾するペアも現れます。これは擬似交尾だろうと思われますが、カモの多くは子育てはメスが単独で行うようなので、体内に精子を貯蔵できる鳥類の場合、巣作り以降の繁殖行動にはオスが絶対に必要とは言えないのかも知れません。いずれにしろ、カモ類の多くは越冬地で繁殖行動の前段階を終え、北へ帰っていくことは間違いなさそうです。
 カモの姿もめっきり減った藤前干潟では、カモ類以外の渡り鳥にも目立った変化が生じ始めています。

zuguro01_2016030908433933e.jpg
ズグロカモメは小型のカモメで、外観的にはユリカモメと非常によく似ています。肉食系のカモメで、特にカニが大好物のようです。数は多くありませんが、藤前干潟周辺で越冬するものもあるようで、これまでにも何度か紹介してきました。ズグロとは頭黒の意味なのですが、冬羽では黒くないので、ピンと来なかったのですが、夏羽では黒くなることを図鑑等で知っていたので、チャンスを窺っていました。渡りを直前に控えて、名前通りの姿に変身してきました。
zuguro02_20160309084341f32.jpg
群れの中にいた方が安全性が保たれるのか、この辺りのズグロカモメは圧倒的多数派のユリカモメの群れに入り込んでいるように見えますが、食糧が違うので、実は単独行動をしています。
zuguro03_201603090843421a7.jpg
この日の訪問の第一目標はこのズグロカモメだったのですが、実は私は別行動をしていたので、この現場には間に合いませんでした。女房が愛用のカメラで撮影したものです。まだ暫くいると思うので、再チャレンジしたいと思っていますが・・・。
zuguro04_201603090843443a9.jpg
その時私は、ハジロカイツブリの換羽が始まったということなので、そちらの方へ行っていました。
zuguro05_20160309084345cc4.jpg
たしかにハジロカイツブリの換羽は始まっているようでしたが、まだ特徴的な金色の飾り羽にはほど遠い状態です。もう少し換羽が進んだ個体は遠方にいるようで、私の目とカメラでは歯が立ちません。
zuguro06_2016030908440747d.jpg
渡りをするカイツブリでこの辺りで観られるのは、カンムリカイツブリとハジロカイツブリですが、カンムリカイツブリの方は換羽の進んだ個体が現れ始めています。ハジロカイツブリの夏の姿も是非観たいものです。
zuguro07_20160309084409a91.jpg
この干潟で観られるシギ類の多くは旅鳥ということになっており、春と秋に渡りの途中で立ち寄るものなのですが、やはり稀にはこの周辺で越冬するものも現れるようです。この三羽のコアオアシシギも水の張られた周辺の水田で越冬したようで、水田の水を引いたので、こちらに現れたそうです。
zuguro08_201603090844106ba.jpg
アオアシシギに比べて足が長く、いかにもシギらしい姿をしています。
zuguro09_201603090844116bd.jpg
この鳥も、間もなく飛び立っていくでしょう。
zuguro10_2016030908441304d.jpg
スズガモは、この干潟を代表するような潜水性のカモなのですが、年々数が減ってきているようで、今シーズンはなかなか近くで観られませんでした。大型のオナガガモやマガモの渡りが進んでいるようで、やっとそこそこ近くにも現れるようになってきました。
zuguro11_201603091034586c9.jpg
二羽並んでいるメスを撮影していたら、
zuguro12.jpg
一羽が潜水を始めました。

 いずれの水鳥も、今月中が勝負でしょうから、時々通って、貴重な姿を記録したいと思います。

  1. 2016/03/09(水) 10:51:47|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

湖北の鳥

 水鳥センターへ向けて湖岸道路を走っていると、上空にたくさんのトビが舞っています。

kohoku01 (1)
タチヤナギが並ぶ、お馴染みの湖畔の風景が広がります。
kohoku01 (2)
電柱でトビが魚を食べています。
kohoku01 (3)
樹の枝で食事中のトビもいます。 トビにはミサゴのような狩猟法は無理でしょうから、水面に浮いていたり浜に打ち上げられていた魚を確保したのでしょう。
kohoku01 (4)
上空には次々にトビが舞っています。
kohoku01 (5)
水鳥センター付近でも、トビの姿はよく見かけます。さすがに琵琶湖です。魚は豊富です。
kohoku01 (6)
コハクチョウの近くに舞い降りたトビ。
kohoku01 (7)
悠々と水浴びを始めます。
kohoku01 (8)
上流側には、見慣れないカモの姿も見られます。
kohoku01 (9)
ズームしてみると、ぼさぼさの頭が見えます。これには見覚えがありました。 カワアイサのメスのようです。

続きを読む
  1. 2016/03/07(月) 22:21:48|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

旅立ちを前にして:コハクチョウ

 ここ数年、冬の時期には訪れてきた湖北だが、今シーズンは訪れる機会を逸してきた。春の気配が漂ってきて、カモなどの冬鳥の数もめっきり減ってきた。もうオオワシやコハクチョウも去ってしまったかも知れない。
 心配したとおりに、オオワシは行ってしまったようだが、コハクチョウの方はまだいてくれた。

コハクチョウ01
中州にも、まだコハクチョウは群れている。
コハクチョウ02

コハクチョウ03
しかしオオヒシクイの姿は見当たらない。マガモやコガモなどのお馴染みのカモが残っているだけだ。
コハクチョウ04
湖面にもコハクチョウの群れが泳いでいる。
コハクチョウ05

コハクチョウ06
ズームしてみると、さかんに羽繕いをしているようだ。
コハクチョウ07

コハクチョウ08
この時間帯になると、餌を求めて田んぼの方へ出かけているはずだが、今日はのんびりとしているようだ。
コハクチョウ09
よく観ると、若鳥も混じっている。
コハクチョウ10
うまくすると、一斉に飛び立つ姿を見ることが出来るかも知れない。 しかし、昼食の時間だ。 迷ったが、こちらの食事を優先することにした。 頼むから、待っていてくれよ!

続きを読む
  1. 2016/03/05(土) 21:21:39|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
野鳥 (452)
風景 (40)
植物 (48)
虫 (27)
哺乳類 (8)
東濃分室 (102)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR