つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

夏羽のユリカモメ

 去年の今頃、知多の海辺で頭の黒っぽいカモメを観ました。ユリカモメの夏羽だと思われます。私が頻繁に通っている場所では、ユリカモメの到着はずいぶん先になるので、何らかの理由で渡りをしなかったユリカモメが、こちらで夏を越したのだろうと思い込んでしまいました。それで夏の盛りに訪れてみたのですが、それらしき姿は見当たりません。
 8月も下旬になると、旅鳥のシギ類の姿を見かけるようになります。ごく最近になって、夏の間を楽しませてくれたササゴイやコチドリの姿を突然見かけなくなりました。種類によって異なるものの、渡りの季節は始まっているのです。ユリカモメも、私の周囲では見かけないものの、日本には来ているのかも知れません。いずれにしろ、去年見た時期に、同じ場所を覗いてみましょう。
 あいにく雨交じりの天候が続き、潮の満ち干も好ましいとは言いがたいのですが、なかばやけくそで出発です。

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天候のせいか、鳥の影も疎らで諦めかけたのですが、干潮時刻の直前になって鳥の影が現れました。待っていたウミネコのようです。
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干上がって現れた砂浜にウミネコの群れが舞い降ります。
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ウミネコの群れに、ユリカモメが紛れ込んでいないかを探します。
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やはりいました。
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後列手前はウミネコです。
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向こうの砂浜にも、ユリカモメが混じっています。同じカモメ科なので、それほど気にしているようでもありませんが、やはりユリカモメ同士で固まる傾向は見られます。
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夏羽から冬羽への換羽の途中らしく、色々な姿のユリカモメが観られます。
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手前が観たかった夏羽に近い姿、後方は見慣れた冬羽に近い姿です。
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遠目にもはっきりと判る頭部の黒さ。
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おでこから額が少し白くなっていますが、日本でこれだけ黒ければ、御の字でしょう。
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こちらはかなり換羽が進んでいます。
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こちらは、もう見慣れた冬羽に近づいています。全体がこうなるのも、それほど先のことではなさそうです。

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  1. 2015/08/31(月) 19:02:47|
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モンキアゲハ

 モンキアゲハは、白い斑紋が目立つアゲハチョウです。元々は暖地性の蝶で、この周辺では観られない種だったのですが、温暖化に伴い分布域を北に広げています。気をつけていれば、この周辺でもかなり観られるようになったのですが、いつも飛び回っているので、撮影となると、なかなか大変です。

モンキアゲハ01
やっと撮らせてくれたモンキアゲハ。
モンキアゲハ02
斑紋パターンは雌雄で同じです。
モンキアゲハ03

モンキアゲハ04
久しぶりにキアゲハも姿を見せました。アゲハチョウの仲間は、普通ミカン科の植物に産卵しますが、この蝶はセリ科を食草とします。
モンキアゲハ05
外見上、アゲハチョウとよく似ていますが、前翔基部は黒麟を散布したような霜降り状なので、区別は割合簡単です。
モンキアゲハ06
参考までに、こちらがアゲハチョウです。
モンキアゲハ07
久しぶりにタマムシを観ました。
モンキアゲハ08

  1. 2015/08/25(火) 18:39:26|
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子育て終了:カワセミ

 都会部では食糧事情がいいのか、年に数回、繁殖行動を繰り返す野鳥が多いようです。山崎川のカワセミもその例に漏れず、一番子の巣立ち以降、巣立ったヒナの世話はヘルパーに任せて、引き続き二番子の繁殖に向かったようです。先ずは前回の続きから観てみましょう。

カワセミ01
一番子の幼鳥は、順調に成長し、自力でエビを捕まえるようになりました。
カワセミ02
捕まえる分には、エビは魚よりも簡単なようです。しかし鳥はあまり歯が発達していないので、いったん飲み込んで体内で消化する方法を採用しています。従って、飲み込むために障害となるハサミや手足を外さなくてはなりません。
カワセミ03
なんとか、その方法もマスターしたようです。
カワセミ04
やがて大きな魚も自力で獲ることが出来るようになりました。
カワセミ05
これでほぼ一人前になったわけですが、一人前になるということは、家族がライバルになるということをも意味します。お互いの目に触れないように行動するようになり、我々が目にする機会も減りました。

 二番子の巣立ちは、我々の予想よりも遅れ、お盆になってしまいました。私も油断していて、巣立ち直後の数日を留守にしてしまいました。まだ餌の確保が出来ない間は、親鳥が幼鳥に給餌するのですが、この期間は意外に短く、せいぜい2~3日のようです。今回は、私たちはこの期間を逃してしまったというわけです。

カワセミ06
慌てて出かけてみると、葉陰に二羽のカワセミが並んでいます。親子か? 兄弟か? 観ると、右側の一羽はずいぶんみすぼらしい姿になっています。 どうやら、子育てに疲れた父親のようです。もう幼鳥に餌を与える気持ちはなさそうです。とはいえ、まだ追い出すつもりもなさそうです。
カワセミ07
翌日、かつての自分の本拠地には、こちらも窶れ果てた母親の姿がありました。おそらく来年には、このエリアでも世代交代が行われそうです。
カワセミ08
そして、この二羽が二番子のようです。驚いたことに、小さいながらも魚を銜えています。
カワセミ09
胸や脚は黒っぽく、嘴は短いのですが、すぐに成長するでしょう。

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  1. 2015/08/24(月) 22:58:18|
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旅鳥の季節

 渡り鳥の中には、夏は北極海沿岸などの寒冷地で繁殖し、冬は日本よりも暖かな太平洋・大西洋・インド洋沿岸部などで越冬するものがいます。その移動の途中で日本に立ち寄るものを旅鳥と呼んでいます。従って、日本で観ることが出来るのは、春と秋の限られた期間だけです。藤前干潟は、こうした旅鳥の中継地としても有名です。そろそろ旅鳥の姿が現れたという情報を聞き、潮位表と睨めっこをしましたが、あいにく大規模に干潟が現れる時期ではありません。それでも姿くらいは見られるだろうと出かけてみました。
 やはり閑散とした干潟の向こうの方に目を凝らすと、シギやチドリらしき影が点々と見えます。例によって、目一杯の望遠で無理矢理撮影し、パソコンのモニターで観て、同定するという作業になりました。

ダイゼン01
一度観てみたかったダイゼンです。同じチドリ科ムナグロ属のムナグロと酷似しているのですが、ムナグロは田園地帯を好むということもあり、ダイゼンの方で間違いなさそうです。
ダイゼン02
夏羽では顔・首の前側・胸・腹が黒くなって、特徴的な外観になります。
ダイゼン03
冬羽では黒が消えるのですが、まだ夏羽です。
ダイゼン04
豆粒のような画像の中には、冬羽かなと思わせるものもありましたが、自信がないので、ほぼ夏羽のもののみアップしておきます。

ダイゼン05
こちらはアオアシシギのようです。嘴がやや上側に反ります。
ダイゼン06

ダイゼン07

ダイゼン08

ダイゼン09
そして春にも出逢ったキアシシギです。
ダイゼン10
このシギは日本での滞在期間もかなり長いので、年二回といえども比較的普通に観られるようです。
ダイゼン11
今回もさかんにカニを食べていましたが、喉を通りやすくするために脚を外すのに苦労していました。

  1. 2015/08/18(火) 23:16:30|
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ササゴイの幼鳥登場

 コロニーで巣立ち直前のササゴイの幼鳥を観てから、一ヶ月近くが経過しました。山崎川にも、とっくの昔に現れていてもいいはずですが、なかなか姿を現しません。ササゴイは薄明薄暮性の鳥なので、日中は木陰などに隠れているのかもしれませんが、成鳥は昼間でもさかんに漁を行っています。
 そんなササゴイの幼鳥が、やっと姿を見せてくれました。

ササゴイ01
干潮が近づく頃、ササゴイがやって来ています。ずいぶん茶色っぽいのでズームアップしてみると、やはり幼鳥のようです。
ササゴイ02
喉から胸にかけて、縞模様が目立ちます。
ササゴイ03
そして翼には、白い星模様があります。まだ幼鳥と言いきって良いでしょう。
ササゴイ04
翼の模様をアップすると、このようになります。
ササゴイ05
まだ水位が下がっていないので、漁は無理のようです。
ササゴイ06

ササゴイ07

ササゴイ08

ササゴイ09
やがて水位が下がると、餌採りを始めました。
ササゴイ10
まだ魚を捕らえるのは無理なようです。水に流されて来たらしき節足動物などを確保しているようです。

 まだ成鳥のようなダイナミックな漁は出来ないようですが、もう自力で生きていくための最低限の技術は身につけたようです。

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  1. 2015/08/11(火) 21:35:06|
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コサギの幼鳥

 さすがにこの時期になれば、サギのコロニーももぬけの空になって、静かになっているでしょう。到着時には正解だったと思ったのですが、念のためにカメラを片手に道路を歩いてみると、なにやら鳴き声が響いています。見上げると、時折シラサギが飛びます。さすがにアオサギやゴイサギの姿は見当たりませんが、俗にシラサギと呼ばれたダイサギ・チュウサギ・コサギ・アマサギなどの一部は、まだ繁殖中のようです。
 これらのサギは、ここでは竹林に営巣しています。あまり手入れが行き届いた竹林とも言いがたいので、奥まった方は見通しが出来ませんが、なるべく見通しのよい場所を探すことにします。なんとか見通せる場所に見つけたヒナはどれもコサギのようです。この辺りではコサギの数が圧倒的に多いので、当然といえば当然なのですが、出来ればアマサギのヒナを観たかったのですが・・・。
 最近の研究では、ダイサギ・チュウサギとコサギは予想以上に違いがあるようで、シラサギという呼び方も過去のものになるかもしれないようですが、私の目では幼鳥あたりでは、見分けがつかないような気もしますが・・・。

コサギ01
時折、上空を飛ぶシラサギが確認されます。
コサギ02
多くはコサギのようです。
コサギ03
奥の方を見通すと、幼鳥らしき姿が見えます。
コサギ04

コサギ05
やっと一カ所、端の方に作られた巣を見つけました。
コサギ06

コサギ07

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  1. 2015/08/09(日) 16:59:10|
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コチドリの幼鳥

 昨年は、コチドリの抱卵を間近で観察できるという幸運に恵まれました。しかし、孵化も数日後に迫った夜中の降雨で、せっかくの卵が流されてしまい、楽しみにしていたヒナの姿を見ることは叶いませんでした。川といっても、河口に近い場所では、降雨量以上に潮位が問題になることに、はじめて気づかされました。
 今年はやはりここでは産卵しないだろうと思いながらも、時々川原を覗いていたのですが、やはり別の場所で抱卵していたようです。やがて8月に入って、今年もコチドリのヒナを観られなかったと諦めました。
 いつもの散歩の途中で川原を覗くと、コチドリがやって来ています。観ている間に三羽いることに気づきました。繁殖期の間は、パートナー以外のコチドリと仲良くしているということはありません。必ず喧嘩が始まります。不思議に思いながら観ていると、少し毛色の違う鳥が混じっています。もしかして幼鳥???。 この時期になれば、ヒナも巣立って、大きくなっているはずです。

コチドリ01
手前中央にいるのが幼鳥、右奥は成鳥です。
コチドリ02
見慣れた成鳥のコチドリは、額が白く、その上部に黒帯があります。
コチドリ03
しかし、こちらのコチドリにはそれらがありません。
コチドリ04
近頃幼鳥も、それなりに観る機会が増えてきたので、意外にあっさりと想像が付きました。
コチドリ05

コチドリ06

 今年は巣を見つけることは出来ませんでしたが、それほど遠くない場所で子育てをしていたのでしょう。川原以外と思われるので、探すのは大変ですが、なんとか来年は、可愛いヒナが観たいものです。

  1. 2015/08/09(日) 13:26:54|
  2. 野鳥
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ウミネコ

 あまりの暑さに、この付近ではどこへ行っても変わった野鳥の姿を見かけません。潮位表と睨めっこをして、干潟の現れそうな時期を待ち、藤前干潟を訪ねてみました。真夏のこの時期は、水鳥の姿も限られてくるのですが、予想通りにウミネコが現れてくれました。
 ウミネコは中型のカモメの仲間ですが、カモメの大部分は冬鳥なので、この周辺では、この時期に見られる唯一のカモメと言えそうです。ウミネコは留鳥なのですが、繁殖地は限られた場所になるので、この付近では一番よく観られるのは、夏場ということになるのかもしれません。

ウミネコ01
期待した程の数ではありませんが、10羽程度のウミネコがやって来ています。
ウミネコ02
他にも水鳥は来ていますが、日頃、見慣れたものばかりです。
ウミネコ03

ウミネコ04

ウミネコ05

ウミネコ06

ウミネコ07

ウミネコ08
潮が引くと現れる無数の蟹がお目当てのようです。
ウミネコ09
先端が黒くて折れ曲がった黄色くて太い嘴が特徴です。
ウミネコ10

ウミネコ11

ウミネコ12
時折、頭の黒っぽい幼鳥の姿も混じっています。
ウミネコ13
餌も自分で確保できるようになっています。

  1. 2015/08/02(日) 22:39:37|
  2. 野鳥
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プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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