つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

冬鳥の到来:スズガモ

 台風19号の直撃以降、夏鳥の姿もめっきり減ったようです。そろそろ冬鳥がやってくる頃ですが、まだしばらくは寂しい季節が続きそうです。公園の池でも、カモの姿を見かけるようになったので、藤前干潟を訪れてみました。去年までは、対岸の藤前周辺を訪れることが多かったのですが、ここは距離的に遠くなるので、今年は稲永公園側から観てみようと思います。

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冬の到来を告げる藤前干潟。カモ類の姿も増え、カワウの群れが飛び交います。
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カモの群れを覗いてみると、小型で潜水性のハジロ類が多いようです。
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どうやら、大半はスズガモです。
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スズガモのオス(右)とメス(左)。ここでは一番多いハジロ類です。
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オスの背中は白っぽく、遠目ではホシハジロと見誤りそうです。スズガモは河口や湾口に大群を作りますが、内陸部に入り込むことは稀です。私自身、長い間、見慣れたホシハジロやキンクロハジロと勘違いしていました。
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数羽の群れが、防潮堤の近くまでやって来ました。ミコアイサなどもそうですが、潜水性のカモは神経質なようで、あまり人に近づきません。特にオスはこの傾向が強く、撮影には泣かされます。メスはオスに比べると鈍感なようで、わりと近くに来ることもあります。今回もメスだけの集団でした。
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メスは嘴の付け根の白い班が印象的です。近づいてくれれば、見間違えることもないのですが。
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望遠で観ると、ハジロ類の群れにはキンクロハジロも交じっています。後頭部の換羽が特徴です。真ん中にスズガモのオスを挟んで、両側がキンクロハジロです。冬羽ではオスの腹部は真っ白になりますが、たぶんエクリプスから冬羽に換羽中のオスだと思います。
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浅い場所や陸上の植物を食べるカモは、あまり人間を恐れません。あちこちでよく見かけるヒドリガモ、まだオスは換羽中のようです。
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一回り大型のマガモ。だいぶ換羽も進んできたようです。

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  1. 2014/10/31(金) 15:39:32|
  2. 野鳥
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深まる秋(1)

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池の畔ではヤマラッキョウがずいぶん咲いています。いよいよ今年の秋も終盤のようです。
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水面に映る白い雲。気持ちの良い秋空が広がります。
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蜜を求めて、ハナアブがずいぶん集まってきました。
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こちらでは、リンドウも咲き始めてきました。
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日本の秋を代表する美しい花です。この花が咲き終える頃、里には冬が訪れています。
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そして、鮮やかな黄色に輝くアキノキリンソウ。
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秋に咲く野草は、一般的に分布も広く、どこへ行っても懐かしさを感じさせる花が多いようです。
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昔から胃の薬としても親しまれてきたセンブリ。今年はこの花が少ないようです。センブリは一年草なので、咲く場所も異なってきます。去年は見事な群落を作っていたここも、今年はひっそりとしています。
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晩秋の水面には、寂しげなワレモコウがよく似合います。


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  1. 2014/10/22(水) 11:45:21|
  2. 東濃分室
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深まる秋(2)

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 この地方で多い大型のハグマ類のクルマバハグマも、野草の森で満開です。
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エンシュウハグマやキッコウハグマと比べると、ずいぶん男性的な印象を与えます。
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秋の野辺の花の代表格と言えば、このノコンギクでしょう。
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秋の野菊を代表する花ですが、さすがに都会では少なくなってきました。いつまでも当たり前に咲き誇ってもらいたい花です。
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私にとって、これが日本の原風景の一つです。
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ノコンギクの蜜を吸いに来たのは、テングチョウでした。あまり花に集まる姿は見かけない蝶なのですが・・・。
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テングチョウは、成虫で冬を越す蝶の一つです。厳しい冬に備えて、体力をつけているのでしょう。

  1. 2014/10/22(水) 11:42:21|
  2. 東濃分室
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ダイモンジソウの渓流


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滝の飛沫は、時に水煙となって両岸を包みます。
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湿った岩場には、今年もダイモンジソウが咲き乱れました。
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文字通りに大文字の形になるこの花は、ここでは花の季節の終わりを飾る花でもあります。
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 ここでは、もう冬が目の前に迫っています。


  1. 2014/10/21(火) 11:47:10|
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紅葉はじまる

 今年は久しぶりに上高地の黄葉を観たいと思っていたのですが、2週連続の大型台風の直撃を受け、高地の紅葉は駄目だろうと判断しました。

 毎年訪れている付知峡方面の紅葉は、11月に入ってからなので、まだ早すぎると思ったのですが、動物たちの動きも気になります。様子を観るために、奥付知峡を訪れてみました。
 アプローチは、葉も少なくなって、明るくなっていますが、まだ色づく気配を見せる程度です。野鳥の鳴き声もほとんど消えています。夏鳥が去り、冬鳥はまだ到着していないように感じられます。期待した哺乳類も、単独行動しているニホンザルの影をチラッと目にした程度で、成果はありません。
 いつも中間点として休憩する高樽の滝に到着して、見下ろすと、手前のカエデがずいぶん紅葉しています。紅葉見物に訪れる際には、ほぼ散ってしまっているカエデの紅葉は、こんなに早く紅葉し始めているようです。滝の飛沫がいつも吹き付けているこの周辺は、やはり涼しいのですね。

高樽01
フィルターを持ってくるのを忘れてしまったので、スローシャッターは無理ですが、紅葉越しの渓流に出遭うことが出来ました。
高樽02

高樽03

高樽04

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  1. 2014/10/21(火) 08:53:05|
  2. 東濃分室
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さよならの前に:キビタキ

 渡りの前後に、都市近郊の公園などにも比較的長く滞在し、オスの羽色が美しいので人気の野鳥の代表格がキビタキです。今年も、あちこちに出没しているようですが、どうも相性の悪い鳥のようです。

キビタキ01
こちらがオスです。
キビタキ02
上面は黒色、腹部は黄色、翼に白斑、目を惹く姿ですが、何故かうまく撮影できません。
キビタキ03
メスの方は、オスに比べると警戒心も薄いようで、公園の水飲み場にも出没します。シジュウカラとコラボで。
キビタキ04
外観は地味で、サメビタキ類などにも似ています。
キビタキ05

キビタキ06

キビタキ07

キビタキ08

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 オスも一緒に現れてくれると良いのですが・・・。

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  1. 2014/10/13(月) 11:31:05|
  2. 野鳥
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さよならの前に:ツツドリ

 近頃、渡りを前にした夏鳥が,よく観られるようになりました。この際、観られるものは観ておこうということで、市内の野鳥が観られる公園を巡ることにしました。久しく訪れていなかった庄内緑地公園に行くと、カメラマンが樹上を見上げています。どうやらツツドリが現れたようです。
 ツツドリは、カッコウやホトトギスと近縁の鳥で、カッコウやホトトギス同様、自分では子育てをしない托卵の習性でも知られています。調べてみると、外見もこの3者はそっくりで、確実な見分け方は鳴き声と大きさが確実だとのことです。大きさはカッコウ・ツツドリ・ホトトギスの順で小さくなるのですが、見慣れた鳥ではないので、この距離で判断するのは、少なくとも私には無理です。繁殖期のオスは、「ポポ、ポポ」という筒を叩くような音で啼くので、それが命名の由来になっています。
 カッコウは「カッコー」、ホトトギスは「特許許可局」と啼くことは有名ですし、私自身も鳴き声はよく聞いています。啼いてくれさえすれば、これほど簡単なことはないのですが、特徴的な鳴き声は、メスを呼ぶ声だったようです。ホトトギスはビオトープ周辺にもいるのですが、そういえば最近はあまり鳴き声を聞かないようです。
 実は確たる根拠はないのですが、名古屋周辺で耳にする目撃例は、ほぼツツドリに決まっていますので、素直にツツドリということにしておきます。

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樹上でのんびりしているツツドリを、やっと見つけました。
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午前中は、葉っぱに埋もれていたり、後ろ向きだったのですが、
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弁当を済ませて戻ると、かなり良い位置に移動しています。
ツツドリ04

ツツドリ05

ツツドリ06

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  1. 2014/10/11(土) 22:30:38|
  2. 野鳥
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ノビタキ

 先日、ノビタキを見つけたのは帰り際でした。もう少しゆっくり撮影したかったので、出直してみました。まだいるかな?という心配は無用でした。数羽のノビタキが、入れ替わり立ち替わりしながら遊んでくれました。

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草原は秋の気配です。コセンダングサ、セイタカアワダチソウ、ススキなどのイネ科の野草が彩ります。
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  1. 2014/10/05(日) 09:33:53|
  2. 野鳥
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ミラクル三連発

 昨日の成果に気をよくして、女房を送ったついでに、南公園を廻ってみました。ここもずいぶん久しぶりです。
 残念ながら、お目当てのルリビタキは現れません。そんなにラッキーが続くはずもありません。諦めて池を眺めていると、カイツブリが向こうで泳いでいます。まだ冬鳥のカモたちは到着していないので、のんびりしています。
 どうやらカイツブリは二羽いるようです。眺めているうちに、二羽の大きさにずいぶん差があることに気づきました。
 親子???・・・ でも、カイツブリの子育てを観たのは、5月だったはずです。(→カイツブリの子育て) 近頃、子育ての時期やら回数には、ずいぶんばらつきがあることが分かってきたものの、いかに何でも遅すぎるでしょう・・・。でも、ピーピーと甲高い鳴き声で、小さい方が大きい方を追いかけているような・・・。そうこうしている間に、こちらに近づいています。

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カイツブリの親子らしい姿が。
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親鳥は、翼を羽ばたかせています。飛び方を見せているのか? 単なる羽繕いか?
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これは、明らかに餌を与えています。いささか逆光気味なので、もう少し順光に近い方へ移動しましょう。
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子供は、まだ頭部はヒナ特有の縦縞模様です。潜水もマスターしていないようで、さかんに親を追いかけて、餌をねだっています。親の方も、魚を捕らえると、ヒナが来るまで待っています。給餌のシーンを撮るチャンスです。
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待望の餌を渡す瞬間!
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無事に受け取りました。
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ヒナのアップです。
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順光側から観ると、まだ背中の縞も残っているようです。
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こちらは親鳥。黒っぽい褐色で、嘴の先端と基部は黄色です。
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池には、もう一羽のカイツブリがいます。もう一羽の親? なんとなく、上の兄弟のような気がしますが、差がありすぎるようにも思われます。


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  1. 2014/10/02(木) 15:44:05|
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サメビタキ

 なんとなく、鳥の動きに変化を感じ始めたので、このところご無沙汰の平和公園の様子を観てみることにしました。

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近くの木に、見慣れない鳥がとまっています。前日にコサメビタキを観たばかりなので、まただと思い込んでしまったのですが、
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大きな画面で見ると、胸にボンヤリした縦縞があります。コサメビタキにはなかったような・・・。
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胸に縦縞、アイリングがある・・・。どうやらサメビタキのようです。
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サメビタキの仲間は、逆光気味で観ればスリムなスズメに見えてしまいます。これまで見落としていただけなのかもしれませんが、はじめて撮影した野鳥です。
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よく観れば、結構綺麗な鳥ですね。
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引き返してくると、草原的な場所で、カメラマンが何かを狙っています。
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なんとなくノビタキかなと感じて、尋ねると、「そうだ」と応えてくれたのは、あらあらアオバズクの時のお馴染みさんでした。
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かなり距離があるので、ピント合わせが難しいのですが、今季初めてのノビタキでした。
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水飲み場ではヤマガラ登場。シジュウカラ同様、ポピュラーな野鳥ですが、何故か山崎川では、あまり姿を見ません。

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  1. 2014/10/01(水) 22:51:43|
  2. 野鳥
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移動の季節

 秋めいてくるにつれ、山崎川で見かける野鳥の種類にも変化が生じてきました。これから二ヶ月程の間に、夏鳥は姿を消し、冬鳥がやって来ます。しかし、渡り鳥とは呼ばれなくても、野鳥たちは常に移動を繰り返し、棲息場所を変えています。

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夏鳥として、繁殖のためにやって来たコサメビタキは、南へ渡る時期が迫ってきたようです。
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夏場にも目撃例は耳にしますが、やはりもう少し標高の高い所で繁殖しているのでしょう。私は真夏に観た記憶がありません。
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留鳥と呼ばれる鳥たちでも、暑いさなかは、あまり姿を見せません。やっとシジュウカラの姿を、よく見かけるようになってきました。
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今年は、エナガが近くで繁殖に成功したようで、沢山の姿を、よく目にします。
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これも今年生まれた若鳥でしょうか。
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冬の間は一緒に混群を作るコゲラの姿も目立ってきました。
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イソヒヨドリは、もっと海岸沿いの留鳥ですが、ごく稀にこの付近にも登ってきます。


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  1. 2014/10/01(水) 17:07:14|
  2. 野鳥
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プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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