つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

コゲラとの再会

 GW明けに、巣穴から貌を覗かせているコゲラの雛を紹介しました。その時点で、巣立ちが数日後に迫っているだろうということは予想できたのですが、毎日覗くには少しばかり遠すぎる距離です。それに、考えてみれば、巣穴から飛び出す瞬間を撮り逃したら、何もないという可能性すらあります。翌週、訪れると、予想通りに巣穴はもぬけの空になっていました。なにはともあれ、無事に巣立っていったようです。
 巣立った雛と再会したいという想いはありましたが、それも叶わず、5月も終わろうとしています。もう親と見分けられない程に成長してしまったかもしれません。

 いつしかコゲラのことも脳裏から去り、カワセミの雛を撮影に向かった日、かなり離れているものの、二羽のカワセミの雛を一つの画面に収められるポイントを見つけて撮影していました。もう一羽現れてくれると、少し賑やかになってくれます。・・・と、願いが通じたかのように、もう一羽のシルエットが、近くの枝にとまりました。喜び勇んで、アングルを変更したのですが、どうも違和感があります。カワセミではなく・・・、コゲラのように見えます。でも、コゲラにしては、少し動きがおっとりしているような・・・。なんとなく気になって、反対側に移動して、追いかけてみることにしました。

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現れた影は、やはりコゲラです。距離・光線の具合・障害物の有無を考え、ポイントを変更します。
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移動には、それなりに時間がかかったにもかかわらず、まだのんびりと枝をよじ登ってきます。
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なんとなく予感していたのですが、なんとなく幼さが残っているような!
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見慣れた親鳥と比べると、嘴が短くて黄色いようです。
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どうやら、今月初めに巣立った雛と考えて、間違いないでしょう。
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厳密な意味で、あの雛だと証明するのは困難ですが、まあ間違いないでしょう。すくすくと成長しているようで、なんとなく嬉しい気分に浸れた出来事でした。



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  1. 2014/05/30(金) 14:17:27|
  2. 野鳥
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ササゴイ躍る

 5月になると、山崎川にも夏のお客様であるササゴイが姿を見せるようになります。
 ササゴイは体長40~52cmで、ハトよりも少し大きい程度の小型のサギです。てっきり笹原に生息するゴイサギの意味かなと思いかけたのですが、どこにも笹原は見当たりません。調べてみると、羽縁の白い羽が笹の葉に見えるとのこと・・・。
 主に夕方から行動するようですが、ここでは日中にもさかんに行動しています。素人写真家には、夜行性は手に負えないのです。(笑) 精悍な風貌が好きなので、被写体に困ると、カメラを向けたくなる有難い鳥です。

ササゴイ01
お馴染みの姿勢で、今日も魚を狙っています。
ササゴイ02
見事に捕まえました。
ササゴイ03
銜え直して、
ササゴイ04
ゴックン!
ササゴイ05
こちらでも、
ササゴイ06

ササゴイ07
こんなところが、標準的なパターンなのですが・・・。


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  1. 2014/05/28(水) 17:34:41|
  2. 野鳥
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コチドリの巣作り

 山崎川で観られるチドリはコチドリとイカルチドリです。両者は外見上、非常によく似ています。
 イカルチドリはやや大きく、嘴が長く、アイリングと呼ばれる目の周りの黄色はコチドリ程くっきりとしていません。留鳥で、河口付近には棲息しないようです。コチドリは夏鳥で、イカルチドリよりも一回り小型です。嘴も短く、アイリングがくっきりとして、可愛い印象を受けます。私の散歩コースでは両者共に観られるのですが、冬の時期はイカルチドリしか観られず、夏の時期はコチドリが多いようです。最初に比較写真を載せておきます。

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イカルチドリ。
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こちらが今回の主役のコチドリです。

 近頃、コチドリが騒々しく啼きながら、飛び回る様子を、よく目にします。繁殖期が近づいているのだなとは気づいていたのですが、

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一番騒々しい場所の付近で、啼きながら旋回したりします。
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威嚇しているようにも見えます。
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その付近の川原を覗き込むと、
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番と思われる二羽が、なにやらやっています。
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小石を動かして、整地をしているようです。
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どうやら卵を産むための巣作りのようです。

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  1. 2014/05/19(月) 22:39:28|
  2. 野鳥
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カイツブリの子育て

 愛らしいヒナを背中に乗せて運ぶカイツブリの姿に憧れていたのですが、去年は情報入手が遅れ、惜しいところで撮り逃してしまいました。まだ少し早すぎるかなとも思ったのですが、一応様子を観ておこうと去年の場所を訪れてみました。予想通りにカイツブリの姿は見当たりません。まだ抱卵中なのでしょうか?
 そろそろ諦めかけた時、遠くでカイツブリの声が聞こえたような気がします。池の対岸のようです。なんとか対岸が見通せる場所に移動し、目を凝らすと、いました!いました!もうヒナを連れて、特訓が始まっているようです。
 その日は、その場所から強引に撮影しましたが、やはり遠すぎる上に逆光で、満足にはほど遠い出来でした。翌日は観たいという女房を伴って、前日とは異なる午前中にリベンジに出かけます。これが正解で、いくらか近くて、逆光にならないポイントを見つけることが出来ました。

kaitsuburi01.jpg
背中に乗るヒナ、泳ぐヒナ。家族総出で来ているようです。
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ヨシの葉陰で、家族団らんです。
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両親も揃っています。(オスメスは外観からは判りません)
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ヒナは全部で5羽のようです。
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ヨシの茂みに入って、極力目立たないようにしているようです。
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親の翼の下に潜り込んでいるヒナもいます。

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  1. 2014/05/13(火) 18:19:58|
  2. 野鳥
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オオルリ到着

 奥付知峡を訪れた目的の一つは、そろそろオオルリが到着しているだろうという読みもあったわけです。

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新緑の眩しい林道を走ると、
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やはりオオルリの美声が響いてきます。
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見慣れた梢で、オオルリが囀っています。
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残念ながら雲が広がり、陽射しは翳りがちです。
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やっと少し陽が射しましたが、やはり光量不足です。鮮やかな青色が出ません。

 予定では、もう少し時間を取って、オオルリや他の夏鳥を撮りたいと思っていたのですが、雲は見る見る広がり、雨まで降り始める始末です。これでは堪りません。これも目的の一つの岩魚塩焼き定食を食べて、退散することになりました。いずれ別の機会もあるでしょう。

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近頃、上空をゆっくりと舞うトビの姿が目立ちます。飛びものにも少し慣れて、ピントもそこそこ合うようになりましたが、背景まで思い通りにはなりません。運が味方してくれると、背景までイメージ通りになるのですが、こんなことは年に何回あるのでしょうか。


  1. 2014/05/12(月) 18:31:56|
  2. 東濃分室
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シャクナゲ咲く頃

 GWも終わり、ビオトープ周辺の新緑も少し落ち着いてきました。少し標高を上げて、奥付知峡を訪れてみました。ここは、やはり新緑が鮮やかです。滝への道を下ると、対岸にホンシャクナゲが見事に咲いています。この時期、ここは毎年のように訪れているのですが、こんなに見事に咲いている姿を見るのは、はじめてのことです。

syakunage01.jpg
新緑の中、薄紅色のシャクナゲの花が、一段と映えます。
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  1. 2014/05/12(月) 17:14:18|
  2. 東濃分室
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カラスアゲハ

 里を歩いていても、真っ黒なアゲハチョウが飛ぶ姿を見かける季節になりました。どうやら吸水に来たようです。クロアゲハかなと思いつつ見ていると、一瞬青く輝いたように思われました。ひょっとしてカラスアゲハ?
 昆虫の中には、表現できないような色の変化と輝きを見せるものがあります。タマムシやハンミョウのような甲虫類の輝きもその例ですが、蝶の仲間は翔に鱗粉をつけていて、不思議な輝きを見せてくれます。国蝶のオオムラサキは紫色と思われがちですが、紫色に輝いて見えるのはごく稀です。この付近にはオオムラサキは棲息していないので、コムラサキが紫色に輝く姿を撮影しようと試みているのですが、なかなか成功しません。自然界には青色の色素というのはごくまれにしか存在しないようなので、カワセミの青も、カラスアゲハの青も、それ自体の色ではないということです。微細な構造が生み出した、マジックのような色を構造色と呼んでいます。シャボン玉の不思議な色も、CDの銀色の輝きも、同様に構造色と呼ばれています。

 コムラサキの紫色に比べると、カラスアゲハの輝く青は、わりと一般的に観られます。撮影した画像の多くで、コバルトブルーに輝いていました。

カラスアゲハ01

カラスアゲハ02

カラスアゲハ03

カラスアゲハ04

カラスアゲハ05


  1. 2014/05/12(月) 12:08:44|
  2. 東濃分室
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コゲラの子育て

 この時期には、多くの野鳥が子育てを行っています。ツバメのように、天敵からヒナを守るために、あえて人家に巣を作るものは、例外中の例外で、普通は天敵や人間の目につかない場所を選んで巣を作るわけですから、我々レベルの知識と経験ではおいそれと見つかるものではありません。見慣れた鳥でも、子育ての現場に立ち会うチャンスは限られてきます。その意味では、今年はついていると言えそうです。
 安城の公園に立ち寄ると、今年もコゲラが子育てをしているということです。我々もちゃっかり便乗させてもらうことにしました。

コゲラ01
親鳥が餌を一杯銜えて戻ってきました。暫く巣穴の近くで待機しています。ヒナが顔を出すのを催促しているようです。しかしヒナが顔を出す気配はなさそうです。
コゲラ02
遂に親鳥が根負けをして、巣穴に頭を突っ込みました。巣穴の中には、ヒナの顔がちらっと垣間見えます。
コゲラ03
巣の中では、影がゴソゴソと動いています。ヒナは二羽いるそうなので、交代しているのでしょうか。餌を与え終わると、親鳥はまた飛び去ります。
コゲラ04
しばらくは静かになりますが、やがて、お腹が空いてきたのか、巣の中で動き始めたようです。
コゲラ05
一羽の雛が貌を覗かせました。
コゲラ06
ほんの少し、巣穴から身体を乗り出しています。
コゲラ07
一応、顔だけは見せてくれました。

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  1. 2014/05/07(水) 18:47:17|
  2. 野鳥
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カヤラン青空に映える

 ランは、植物の進化系統図では新しいグループですが、遅れて参戦した植物故のユニークな戦略を、色々持っています。着生ランと呼ばれるランは、地面ではなく、木肌や岩盤の上に根を張り、成長します。寄生と間違えやすいのですが、宿主から養分をもらっているのではなく、あくまでも土の代わりに木肌や岩盤を利用しているだけです。着生はランだけの特権ではなく、シダや苔の仲間でも広く使われている方法です。
 着生ランとしてもっとも知られている日本のランはセッコクだろうと思われますが、姿が目立つことも手伝って、絶滅が心配されるほど数が減ってしまいました。カヤランは花が小さいので、まだわりと多く残っていますが、それでもずいぶん珍しくなっていることも否定できません。よく観ると、なかなか美しい花なので、普通に観られるように復活してもらいたいものです。ただしランの仲間は発芽するためにラン菌を必要とすることと、根も絡みつくタイプではないので、どんな木肌にも着生できるわけではなさそうです。梅とかヒノキというように、樹種を選ぶ傾向が強くなります。
 去年、やっと見つけた自生のカヤランが心配になって、今年も訪れてみました。いくらか減ったような気もしますが、一杯咲いていて一安心です。五月晴れの青空に輝くカヤラン、はじめて観る美しい風景でした。

カヤラン01
これまでヒノキ林の高い枝からぶら下がるカヤランを観ることが多かった我々には、新鮮なロケーションです。
カヤラン02
これくらいの高さだと、撮影もずいぶん楽です。
カヤラン03

カヤラン04
こんな顔をしています。
カヤラン05
青空と白い雲と陽を浴びて輝くカヤラン。
カヤラン06

カヤラン07
透過光で。
カヤラン08
いつまでも元気で!


  1. 2014/05/05(月) 21:33:34|
  2. 東濃分室
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エナガのヒナ

 我が山小屋の近くに巣を作ったエナガについては、これまで3月22日と4月20日にアップしてきました。正直なところ、発見から数えても、あまりに日数を経過しているので、とても成功しているとは思えませんでした。
 前回のアップの時点では、おそらく孵化する見込みのない卵(未受精卵とか冷やして死んでしまった卵)を、諦めきれずに温め続けているのかなと考えていました。しかし、たまに訪れて、そっと観ているだけなので、本当のところは判るはずもありません。うまく成功して、ヒナの姿が見られることを夢見ていたことは間違いありませんでした。
 かすかな希望を胸にして、今回の訪問です。到着して様子を観ても、エナガの姿は見当たりません。仕方なく荷物を運び終え、ひょっと枝を見上げれるとエナガが来ています。

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巣を見通せるいつもの枝にエナガ発見!
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電線にも別のエナガが! しかも餌を銜えています! 慌てて、室内に戻りました。
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ガラス窓越しに、エナガの巣を見つめます。何かが動いたような気も・・・。(なんせ目が悪くなったので)
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親鳥は、巣のあるリョウブの樹の枝にいったん降り、
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今回は二羽が同時に来ています。
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そして、巣にはやっぱりヒナの姿が! はからずも家族の記念写真撮影成功!(笑)

 不思議なことに、我々にはヒナの鳴き声が聞こえません。老人には聞こえない周波数の音なのでしょうか? いずれにしろ、エナガのヒナは静かな鳥です。巣に近づいても、中にいる気配が伝わってきません。それはともあれ、ヒナは食べ盛りなのでしょう。親鳥は、結構頻繁に巣に餌を運んできます。親鳥と書きましたが、子育てに失敗したオスは、ヘルパーとして、別のエナガの子育てを手伝うことがあることが知られています。三羽が連続して訪れたように感じたことがあったので、ヘルパーが混じっているのかもしれません。ともかく観察を続けましょう。

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親鳥が巣を訪れました。餌を銜えているようです。
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大きく開いたヒナの嘴に、嘴を突っ込んでいます。

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  1. 2014/05/04(日) 18:41:40|
  2. 野鳥
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モズの巣立ち(2)

 5日目(4月28日)

5日目01
やはり、この巣で育ったのは3羽でした。近くの庭で、一生懸命に特訓しています。
5日目02
まだ、うまく餌を採ることは出来ないので、親鳥が時々運んでは食べさせます。
5日目03
やっと撮れた給餌の様子。
5日目04
一番上の子は、かなりうまく飛べるようになりました。アンテナに飛び上がり、次の世界を窺っています。
5日目05
餌採りの練習にも、余念がありません。
5日目06
下の子達も、急激に成長しています。
5日目07
子供の成長は目を見張らせるものがあります。これからが楽しみです。

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  1. 2014/05/04(日) 11:35:20|
  2. 野鳥
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プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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