つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

紅白そろい踏み:シデコブシ

 東海地方の湿地を代表する花の一つがシデコブシである。同属のコブシに似ているが、花弁および萼は細長くて、枚数も多い。この花の形が、神主さんの使う四手を連想させるので、この名がついた。
 湿地周辺に多いが、この地方では、同属のタムシバと、ほぼ同じ時期に咲く。中津川には、自生地も多いが、四季庵から最も近いここが、お気に入りの場所になっている。恵那市から四季庵に向かう途中、今年も立ち寄ってみた。

シデコブシ12
背景に二ツ森山を望むロケーションがお気に入りなのだが、竹が茂って、見通しが悪くなっている。苦労をして、下に降りる。

シデコブシ14

シデコブシ17
ここでは、白い花と紅色の花が一緒に見られる。

シデコブシ18


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  1. 2013/03/31(日) 17:49:57|
  2. 東濃分室
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梅と新緑

カタクリ群生地の近くでは、ウメも満開に近づいた。青空に恵まれて、柳の新緑もまぶしい。春到来!

ウメ14

ウメ18

ウメ19

シダレヤナギ12

シダレヤナギ14

シダレヤナギ15


  1. 2013/03/31(日) 16:57:03|
  2. 東濃分室
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カタクリ咲く

恵那市の群生地でも、カタクリが咲き始めた。来週あたり、満開になっているだろうか。

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思いの外に、早く開花したが、まだ花数は少ない。

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美しさを競うのは、ショウジョウバカマ。

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フッキソウも咲いている。


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  1. 2013/03/31(日) 16:37:43|
  2. 東濃分室
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お花見

山崎川の桜も、今週末には満開を迎えそうです。明日から東濃なので、どうしようかとも思ったのですが、せっかくの近場なので、久しぶりにお弁当を持って、出かけてきました。

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もう満開間近。

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カラシナも増えてきたので、蝶を探してみましたが、やはりモンシロチョウやキチョウ程度です。

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  1. 2013/03/29(金) 18:12:11|
  2. 植物
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換羽中:オオジュリン

山崎川の低水敷にはヨシが茂っているのですが、毎年、冬になると、ここにオオジュリンがやって来ます。
オオジュリンは、北海道などで繁殖するホオジロ科の漂鳥ですが、冬羽は褐色で、目立たない姿をしています。要するにスズメみたいな鳥です。このヨシにはスズメもやって来るので、知らなければ、スズメだと思って、見過ごしてしまうでしょう。(少なくとも、私はそうでした。)

オオジュリン10
冬羽のオオジュリン。(12月撮影)

てっきり、この姿のままで北へ帰るものと思い込んでいたのですが、顔が黒くなったオオジュリンを、この辺りでも観られることを、昨年知りました。オオジュリンの夏羽では、頭が真っ黒になり、スズメとは別物になるのです。去年は、のんびりと構えていたら、見逃してしまいました。換羽が始まったのを合図のようにして、移動を始めるのでしょうか? 今年は、それを意識して、時折覗くようにしていました。
桜の開花が、思うほどには進まないので、覗いてみると・・・。やっと撮れました。

オオジュリン14
頭部が黒くなり、襟元の白い帯が目立ちます。写真で観た、夏羽の姿にだいぶ近づいているようです。

オオジュリン16
どうせならば、夏羽になった姿を見たいものですが、それまでいてくれるかどうか?

オオジュリン17
換羽の時期にも個体差があるようで、撮影しやすい場所に現れた個体は、もう一つの状態です。

オオジュリン19

オオジュリン25

オオジュリン28

オオジュリン30

オオジュリン33
メスは冬羽と大差のない姿をしているはずですが、何故かこの日は、オスの姿しか見かけません。

冬鳥が去って、夏鳥がやってくる季節に入ったようです。先週あたりから、ツバメの姿を見かけるようになったのですが、だんだん数も増えてきたようです。山崎川でも、泥を銜えて、巣作りをする姿が見られるようになってきました。

ツバメ17

ツバメ19
本格的な春がはじまったようです。


  1. 2013/03/29(金) 08:54:15|
  2. 野鳥
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続・ソメイヨシノ前夜

平和公園の続きです。

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ユキヤナギは、あちこちで満開です。満開の桜を背景に。

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桜を追いかけるように咲くミツバツツジも、ちらほらと咲き始めました。

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別ルートに入り込むと、ヒサカキがいっぱいです。さすがに盛りは過ぎていますが。

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逆光に煌めいて、なかなか綺麗です。

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道ばたにはマキノスミレ。

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早春に咲く、とても小さなスミレです。

今日は風が強いせいか、蝶の姿が少なかったので、日を改めて訪れてみましょう。


  1. 2013/03/26(火) 00:24:41|
  2. 植物
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ソメイヨシノ前夜

 東京の上野では、ソメイヨシノが満開になったそうだが、山崎川ではまだ三分咲き程度だろうか。それならばと、久しぶりに平和公園を訪れてみた。今日は風が強めだが、ここだと風が遮断されて、暖かな場所が多い。穏やかな春を感じつつ、気持ちの良い散歩を楽しむことが出来た。

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ここでもソメイヨシノはまだ疎ら。

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だが、すっかり満開になった桜もある。

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少し小ぶりの花、萼筒の付け根が膨らむ。エドヒガン系の桜らしい。

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ソメイヨシノよりは、少し早く咲く桜である。

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枝垂れ桜も、エドヒガン系は早咲きが多い。

思いがけず、満開の桜に出会えて、気持ちも温かくなった気がする。

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  1. 2013/03/25(月) 23:22:48|
  2. 植物
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雑草記

 昨日、名古屋でもソメイヨシノの開花宣言が出されました。
 今日は朝からパッとしない空模様です。桜が一気に開くこともなさそうだし、鳥もあまり出ないだろう・・・。野草というのは、びっくりするほど小さな花が多いのですが、そろそろ野草モードの準備を始めるべき時期です。誰も見向いてくれない雑草で、スーパーマクロの練習をしておこうということになり、野鳥の時とは違うカメラだけを持って出かけました。微少な花の撮影には、うってつけのカメラです。(CASIO EX-FH20)

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近頃、どこへ行っても、真っ先に咲く草花といえば、このオオイヌノフグリでしょう。もともとは西アジア~ヨーロッパ原産の植物で、明治の中頃に帰化しました。その後、もの凄い勢いで繁殖し、今ではどこへ行っても見られる花になりました。

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オオイヌノフグリとそっくりの花ですが、大きさは半分程度のフラサバソウ。こちらはヨーロッパ原産です。

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こうして見ると、毛むくじゃらです。もう少しすると、さらに小さなタチイヌノフグリが、いっぱい現れます。

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ペンペングサとして親しまれてきたナズナも、早くから咲く花です。

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花の形は、菜の花と同じ十字花です。

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これらを追いかけるように咲くヒメオドリコソウ。この花も明治中期に帰化したものです。

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小さいですが、特徴的な花をつけます。

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ヒメオドリコソウとよく似た花をつけるホトケノザ。対生する葉を仏様の台座に見立ててつけられた名前です。ただし春の七草の仏の座はキク科のコオニタビラコで、全く別の花です。

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変わった形をしていますが、シソ科の花には、似たものがいっぱいあります。

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これはムラサキサギゴケ。シソ科の花にも似ていますが、ゴマノハグサ科に分類されています。

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小さすぎて、気づく人は少ないと思うのですが、美しい花をつけるキュウリグサ。

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花の形が似ているので、誤ってワスレナグサと呼ばれることもあるとか。

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  1. 2013/03/20(水) 17:33:51|
  2. 植物
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岡崎の河津桜

 そろそろ岡崎の河津桜が見頃になっただろう。暖かなお天気に誘われて、行ってみました。
 本場の河津桜は満開の頃ですが、こちらは五分咲きといったところでしょうか。それでも、まずまず賑やかになって、赤みの強い花をつけています。週末には、一気に開花が進みそうです。穏やかな日差しの下、今年のお花見第1号です。

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  1. 2013/03/15(金) 20:53:47|
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松に鴬

 昔から「梅に鴬」と言われますが、実際にはウグイスが梅に来ることはほとんどなく、梅の花に集まるのはメジロ等です。花札の絵はどう見てもメジロです。だから「梅に鴬」は「梅にメジロ」の誤りだという考えが流通しているようです。でも・・・自然が現代よりもずっと身近だった時代に、さして似ていないウグイスとメジロを間違えるのでしょうか? そもそも「梅に鴬」というのは、どういう意味だったのでしょうか? 気になって調べてみると、「取り合わせのよいもの、よく似合っているものの喩え」で、下に「柳に燕」「紅葉に鹿」「牡丹に唐獅子」「竹に虎」などと組み合わせて使うことが多かったようです。唐獅子はライオンだそうです。どこかに中国出典と書かれていましたが、深く詮索するのはやめました。早春のイメージとして、鮮やかな梅の花と、その頃鳴き始める鴬の美しい鳴き声を思い浮かべ、それを好もしい取り合わせと考えたのでしょう。

 ウグイスは、鳴き声はお馴染みなので、よく観られる鳥だと思っていたのですが、実際には藪影の地面で餌を漁り、意外に姿を見せない鳥です。少なくとも、私は大の苦手の鳥です。大げさに言えば、餌付けでもしなければ、まともに撮れない鳥です。さすがに最近は、影くらいは見つけられるようになってきたので、今年はウグイスをバッチリ撮ることが、目標の一つでした。

 カンムリカイツブリを撮影していると、近くの茂みで鳥の気配がします。ウグイスだと直感して、そっと近づいてみました。すると目の前の小さな松の枝に鳥が飛び上がったのです。予想通りにウグイスでした。そっとカメラの電源を入れ、山勘でズームをいっぱいにしました。カメラを向ければ、すぐに逃げ出してしまうでしょうから、一発で鳥をセンターで捉え、ピントを合わさなければなりません。「南無三!」素早くファインダーに捉えたのですが、ピントが合いません。逃げられた!と思ったのですが、何故かまだ居ます。・・・合った! あとはシャッターを押し続けて連写。風で松の枝が少し揺れたのが幸いしたのでしょうか? 信じられない幸運でした。これが撮れたすべてです。

ウグイス13

ウグイス14

ウグイス15

ウグイス16

ウグイス17

ウグイス18


  1. 2013/03/12(火) 23:35:11|
  2. 野鳥
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擬似求愛行動?

 カンムリカイツブリの求愛ダンスは、派手で見栄えがするので、テレビの自然番組などでも、よく取り上げられます。私は、この行動は遙か北の地で行われるので、とても観られないものと、諦めていたのですが、去年、カンムリと呼ぶにふさわしい夏羽に着替えて、見つめ合う姿を目撃しました。そこで、今年は意識をして、夏羽に着替える時期を注意しました。
 2月末の写真を見ていると、顎髭が伸び始めています。3月の上旬には、頬から後頭部にかけて、飾り羽が生え、求愛行動でお馴染みの夏羽になりました。カンムリカイツブリは、あまり近づかせてくれない鳥で、遙か対岸近くに居るので、残念ながら細かい部分は判りませんが、このところ2羽が一緒に居ることが多いようです。水面を派手に走り回ったり、プレゼントをする場面は見当たりませんが、2羽が寄り添って見つめ合うシーンはしばしば観ることが出来ます。
 本州でも、琵琶湖をはじめとして、繁殖が認められている場所が僅かにあるそうです。ここでは繁殖はしないと思われるので、たぶん擬似求愛行動という奴、つまり練習なのでしょう。

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2羽のカンムリカイツブリが、並んで泳いでいます。

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冠羽が伸びて、ずいぶん華やかになりました。

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時々、見つめ合って、首を振ったりしているようです。

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求愛行動では、食べ物をプレゼントしたり、一緒に巣作りを始めたりというように発展していくはずですが、残念ながら、そういう素振りは観られません。

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カンムリカイツブリは雌雄同色です。つまり目立った差はないということなので、どちらがオスでどちらがメスなのかは判りませんが、冬羽の様子を、撮れる範囲で撮ってみましょう。

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最後に、2月下旬の換羽が始まった時の様子を。不鮮明で申し訳ありませんが、頬ひげが伸びてきています。

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  1. 2013/03/12(火) 18:32:06|
  2. 野鳥
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子育ての季節

 カワガラスは渓流に潜って、水生昆虫や甲殻類、小魚などを捕食するカワガラス科の野鳥です。黒っぽい色をしているので、カラスの名をつけられましたが、カラスと近縁ではありません。別に綺麗な鳥ではないのですが、何故かそそられる野鳥です。
 カワガラスは、繁殖を始めるのが早く、12月頃からオスがさえずり、縄張り宣言をします。2~6月に産卵をし、抱卵日数は半月ほどです。雛は21~23日で巣立ちます。急流が多い東濃の河川では、比較的よく見かけ、繁殖場所の大まかな見当はついているのですが、なかなか巣を見つけるまでには至りません。
 去年、雛を見かけた時期から推測しても、そろそろ子育ての時期に入っているものと思われます。暖かを通り越したような陽気に誘われ、よく見かける場所で、少し粘ってみることにしました。

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少し待つと、やがて姿を現しました。もう少し近づきたいところですが、結構逃げる鳥なので、じっと我慢することにしました。

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岩の上に乗ったかと思うと、すぐに姿を消し、追いかけるのが大変です。

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水際まで降り、川にも入っているのは判りますが、遠すぎて、何をしているのか、もう一つ見極められません。

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水を飲んでいるようにも見えますが・・・。

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やはり漁をしているのでしょう。

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愛機のモニターでは確認できなかったのですが、パソコンの画面で見ると、小魚を数匹銜えているように見えます。

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残念ながら、巣の場所も確認できません。でも、雛のために餌を集めているのだろうという推測も、的外れではないと思うのですが・・・。


  1. 2013/03/11(月) 17:03:15|
  2. 野鳥
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レンジャク

 太めの体型で、尾が短く、長い冠羽が印象的なレンジャクは、ヤドリギの実を食べることでも有名です。この冬は、平野部でもあちこちで観られたのですが、なんとなくヤドリギに拘っている間に見そびれてしまい、近所で電線にとまっている姿をシルエットで見たきりです。
 前日、いつもの場所に出かけたのですが、見事に空振りでした。今年は諦めかな・・・と思った矢先、安城の公園に立ち寄ると、昨日、レンジャクが来たとの話です。待つこと暫し、今日もやって来てくれました。

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尾の先が赤いヒレンジャクと、黄色のキレンジャクがいますが、よく一緒に行動します。今回は、ヒレンジャクだけだったようです。

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  1. 2013/03/08(金) 14:23:16|
  2. 野鳥
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春を告げる花

冬場に咲く花も、ないことはないのですが、春の気配を感じ取って、真っ先に咲く花ということになると、東濃では、やはりマンサクでしょう。
毎年2月が終わる頃、マンサクの黄色い花が、咲き始めます。春爛漫を告げる桜に先立つこと、1ヶ月です。

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ここ数年、開花時期が少し遅くなっているような気もしますが、今年もマンサクがひな祭りに間に合いました。

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マンサクの名前の由来は、他の花に先駆けてまず咲くからという説と、豊年満作を祈願するという説があります。

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独特の黄色い花が、春の日差しに輝いている姿を見ると、もうすぐ春だなあという気分になるのが不思議です。

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ひものような黄色の細長い花弁、暗紫色の萼、なかなか個性的な花です。


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  1. 2013/03/04(月) 17:27:51|
  2. 東濃分室
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オスとメス

鳥の場合、一般的にオスはメスより目立つ色や形をしているというくらいのことは、知っていたのですが、実際に鳥の撮影を始めてみると、いやはや複雑怪奇で難しいものです。
鳥の場合、伴侶を選ぶ権利は、メスに与えられているようです。ですから、オスは自分の遺伝子を残すためには、メスに自分の強さをアピールして、選んでもらうしかありません。目立つスタイルになって、自分がいかに頼りになる男性であるかをアピールする必要があります。一方、メスは少しでも安全に雛を育てる必要があります。このためには、天敵から目立たない方が有利です。だからオスは目立つ外観であり、メスは目立たない外観である。ここまでは誰にも容易に理解できるでしょう。
ところで、オスとて天敵に目立ちたくありません。多くの鳥が、暑い時期と寒い時期では羽を生え替わらせて、衣装替えをします。繁殖期とそうでない時期では、全く別の服装になります。普通はメスの外観に近い姿になります。カモの仲間では、非繁殖期にオスがメスの姿に近い外観になった姿をエクリプスと呼んでいますが、別にこれはカモの仲間だけのことではありません。追いかける人間の立場からすると、オスの夏羽と冬羽、そしてメスを覚えなければならなくなります。マニアにとっては、これも楽しみが増えることになるのでしょうが、かなり大変になってきます。
それで終わりかというと、もう一つ問題が出てきます。それは未成熟の若いオスです。目立つ服装は、成熟したメスに自分が成熟したオスであることをアピールするためでしょうから、未成熟なオスはわざわざ目立つ服装をするメリットはありません。一人前になるまでは、目立たない方が得策です。かくして、多くの場合、若いオスは、メスに似た外観をしています。
以上が一般論です。

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ルリビタキは、カワセミと並んで、鮮やかな青色をしている、鳥にあまり興味のない人にも人気の鳥です。カワセミはメスも青色をしており、それほど目立った差がないのですが、青いルリビタキはオスだけで、メスはオリーブ色をしていて、あまり目立ちません。

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私も、冬場になると、青い鳥を求めて歩き回るのですが、真っ青なルリビタキは滅多に出会えません。メスの方が圧倒的に多いのでしょうか? オスとメスの比率について記したものは、まだ観ていないのですが、秘密の大部分は、若いオスにありそうです。若いオスは、メスに似た外観をしているのです。ルリビタキの寿命と成熟するまでに要する時間が判れば、理由が分かりそうです。

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小型の野鳥の寿命は短く、3年ほどのものが多いようです。ルリビタキも人によってばらつきがありますが、3~5年といったところのようです。一方、成熟して真っ青になるのには、丸3年はかかるということになります。要するに真っ青なルリビタキでいられる期間は、1年、せいぜい2年といったところでしょう。いやはや大変です。でも、たとえばセミは地中で8年過ごし、地上では1週間の命といわれますから、それぞれの生命が、生き抜くために選んだ道なのです。いずれにしろ、青いルリビタキをほとんど見かけない理由は分かったような気がします。

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こちらがメスです。本当のところ、若いオスとの区別は自信がないのですが、一般に若鳥の翼角には青みがあり、メスに比べて尾羽の青、脇のオレンジが濃いと書かれているので、たぶんメスの方でしょう。

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以前に、カワセミのところでも書いた記憶がありますが、自然界に青い色素は珍しく、鳥の青色は羽毛による構造色です。光線の角度によっても、色は変化します。色の濃淡で判断するのは、なかなか難しいように思われます。

なにはともあれ、今年も一応、幸福の青い鳥に出遭うことが出来ました。ルリビタキは動物食傾向の強い雑食なので、虫が動き始めるこれからの時期の方が、観るチャンスも増えるのでしょうか?

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ウソは、これまであまり縁のない鳥でしたが、今年は出会う機会が多かったようです。ここでも地面で餌を漁っている姿に遭遇しました。それもオスとメスです。

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首のあたりが赤く、背中がグレーっぽいのがオスです。メスは全体に褐色を帯びています。

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  1. 2013/03/04(月) 12:55:45|
  2. 野鳥
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プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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