つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

食虫植物:タヌキモ

ここ数年、見かけなかったタヌキモの黄色い花が咲いていました。
タヌキモは池・沼・水田などに生える水草です。花の直径は3cm程ですが、同属のミミカキグサなどに比べれば、大きな方です。

タヌキモ14
茎や葉は水中にある水草ですが、茎を持ち上げて空中で花を咲かせます。

タヌキモ15

タヌキモ17

タヌキモ23
花は独特の形をしたおしゃれな花ですが、タヌキモ属は食虫植物として有名です。

食虫植物にも、様々なタイプがあって、モウセンゴケのように葉から粘液を出して、昆虫を捕らえるタイプや、ウツボカズラのように花の中に誘い込んで溶かしてしまうものが有名ですが、タヌキモ属のものは、水中の茎に捕虫嚢という袋をもって、ここにミジンコやボウフラのような水棲生物を水ごと吸い込んで消化吸収します。

タヌキモ25
花から水中に茎を辿ると、1m程度の範囲に茎が広がり、先の方に葉をつけています。(それを意識して撮影していないので、不鮮明で申し訳ありません。)茎の根元の方に、黒い点々がありますが、これが捕虫嚢です。
捕虫嚢は、通常は潰れています。取り入れ口は扉が閉じられているのですが、ボウフラなどが扉の開閉装置に触れると、扉が開いて吸い込んでしまう仕掛けになっています。早い話が、スポイトで水を吸い込むのと同じです。

タヌキモ28
こんな可憐な花をつける植物にも、こんな罠があるというのは驚きですが、湿地は栄養不足なので、動物の栄養を摂取して、不足分を補っていると考えられています。

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  1. 2012/07/27(金) 21:27:42|
  2. 植物
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巣立ち:アオバズク

アオバズクは、夏鳥として5月~9月に渡来し、繁殖するフクロウです。
巣立ちの時期は、例年7月20日前後で、巣の近くの枝に留まって、くつろぐ親子連れの姿が見られます。
一昨年、一度だけこの姿を目撃したのですが、去年訪れた時には、すでに別の場所に飛び去った後でした。
今年はしっかり撮ってやろうと待っていたのですが、時期は逃さなかったものの、天候は雨模様。それが影響したのかどうかは不明ですが、家族が勢揃いして並ぶということもありませんでした。

072001.jpg
なんとか捉えた、親子のツーショット。

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雛は多分3羽いたのですが、離れてとまるので、親1羽、子1羽を1枚に納めるのがやっとでした。

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精悍な感じの親鳥。

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猛禽類であることを、実感させてくれます。

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こちらが雛です。

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まだ身体も一回り小さく、体型・体色・胸の模様にも幼さが残ります。

072007.jpg
降り止んだ雨の滴を気にしながら・・・。

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  1. 2012/07/21(土) 15:33:18|
  2. 野鳥
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黒い翔を持つアゲハ

夏になって、黒い翔を持ったアゲハに出会う機会が増えました。

この付近で観られるアゲハの中で、なかなか撮影チャンスがなかったのがモンキアゲハです。名前通りに後翔の斑紋が目立ち、優雅な印象を与えます。
最寄りの地下鉄駅に向かっていると、庭木にそれらしき蝶がとまったのが、目に入りました。「ラッキー!」 はやる気持ちを抑えて、シャッターを切ったのですが・・・。

konchuu01.jpg
モンキアゲハではなくナガサキアゲハでした。共にかつてはこの付近には分布しなかった暖地性の蝶で、日本最大級の蝶です。いずれ劣らぬ綺麗な蝶で、ラッキーでした。

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先日、東濃で撮影できたカラスアゲハですが、阿寺渓谷でも舞っていました。オオバギボウシにも近づいていたのですが、残念!

konchuu03.jpg
変わり映えのしない絵柄になってしまいました。

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名古屋で最も普通に観られる黒い翔を持ったアゲハは、やはりクロアゲハでしょう。ワンポイント欲しいところですが・・・。

この辺りで観られる樹液に集まる蝶の中で、最も撮りたかったのがゴマダラチョウです。どうも雑木林で見つけるのが苦手で、なかなか見つけられなかったのですが、これも庭木にとまっていました。

konchuu05.jpg
これはアゲハチョウ科ではなく、タテハチョウ科の蝶です。

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コムラサキの仲間の蝶は、どれも綺麗ですね。

最後は、蝶ではなく甲虫です。

konchuu07.jpg
小学校の頃、毎年採集していたタマムシ。久しく観ていなかったのですが、ちゃんと生き残っていたようで、嬉しい再会でした。法隆寺の玉虫厨子などで、お馴染みですね。

  1. 2012/07/20(金) 18:44:29|
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川霧の阿寺渓谷・花編

元々ここを訪れた目的は、久しぶりに珍しい花たちに出遭いたかったからです。
多くの花たちと再会できましたが、どうも今年は全般的に花の元気がないように感じます。以前は、もっとたくさん咲いていたように思うのですが・・・。

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そそり立つ岩壁にしがみつくように咲くオオバギボウシ。高原に群生する姿も壮観ですが、これも迫力満点。

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岩壁に生えるランも魅力的な花です。ウチョウラン。すっかり珍しくなり、我々の手が届かない場所で、細々と生き残っています。まさに高嶺の花!

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鳥用のズームを持ってしても、これが限界。

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湿った場所を好むカキラン。


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  1. 2012/07/16(月) 16:37:15|
  2. 植物
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川霧の阿寺渓谷・渓谷編

日頃は「阿寺ブルー」と称され、透明度を誇る阿寺川ですが、雨の直後で、水は少し濁っています。といっても、泥水ということはありませんが。
木曽川の川霧が薄れかけた頃に、渓谷に足を踏み入れたので、霧も決して濃くはありません。それでも、しっとりとした雰囲気を醸し出してくれます。

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  1. 2012/07/16(月) 15:07:52|
  2. 風景
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川霧の阿寺渓谷・木曽川本流

梅雨末期の不安定な天候が続いている。
気分転換に、長野県大桑村の阿寺渓谷に向かってみた。ビオトープからも近く、天候次第で、楽しみ方にも融通性がある。
入り口に辿り着くと、木曽川に川霧が立ちこめている。しばらくはここで遊ぶのも悪くないだろう。
霧は見る間に姿を変える。まさに自然は一期一会だ。

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  1. 2012/07/16(月) 10:22:43|
  2. 風景
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独り立ちの季節

雛が大きくなり、飛べるようになる頃、親鳥は巣立ちを促します。しかし、親鳥は巣に餌を運ばなくなるだけで、若鳥が自分の力で生きていけるようになるまでは、餌の採り方を教えながら、餌を与えたりもするわけです。
こうして、雛は徐々に成長し、やがて独立していきます。

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以前紹介したカルガモの一人っ子。6月22日には、だいぶ身体が大きくなりましたが、まだあどけなさが残ります。

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7月7日に久しぶりに再会しました。

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ずいぶん大きくなり、少し大人びてきました。人間でいえば、中学生くらい?

ゴイサギの若鳥のホシゴイが見たいと思い、常連さんに訊くと、ササゴイの若鳥が出始めたとの返事。早速その辺りを探すと、すぐに見つかりました。

ササゴイ12
全体の色合いも地味ですが、

ササゴイ14
胸の辺りの模様で、すぐに判ります。

ササゴイ19
ちなみに、成鳥はご覧の通りで綺麗です。

  1. 2012/07/10(火) 15:50:05|
  2. 野鳥
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歓迎されざる客:ヌートリア

海部郡の河川などで見られていたヌートリアが、山崎川にも現れました。
かつて毛皮を取るために輸入され、毛皮の価値の低落と共に野に放たれ、最近では「特定外来生物」に指定されて、駆除すべき対象とされています。
ヌートリアの立場からすれば、「何を勝手なことを!」と叫びたいところでしょうが、在来生物の生存を脅かす存在になってしまった以上、やむを得ないのでしょうね・・・。

ヌートリア13
ネズミの仲間ですが、泳ぎはお手の物。

ヌートリア16
やがて中州に上陸。

ヌートリア18

ヌートリア19
早速、植物をムシャムシャ。

ヌートリア25
気持ちの良い食べっぷりですが・・・。

  1. 2012/07/07(土) 18:36:57|
  2. 哺乳類
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コサギ激闘

「なにかいましたか~」「なぁんも~」
これが挨拶になってしまった、この時期ですが、コサギの動きが、やたらに派手になってきました。

テリトリーの争いが、えらく過激になっています。

kosagi01.jpg
近くに別のコサギが現れると、威嚇しながらにらみ合いが始まります。

kosagi02.jpg
戦闘開始!

kosagi03.jpg
派手な戦いが始まります。

kosagi04.jpg
けが人が出そうな勢いです。

kosagi05.jpg
本気としか見えません。

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どちらかが逃げ出すまで、戦いは続きます。

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  1. 2012/07/05(木) 15:00:50|
  2. 野鳥
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亜麻色の髪?:アマサギ

ここに来て、なぜか野鳥も蝶も、出が悪くなりました。
そんな折、近郊の水田にアマサギがいるという話を聞き、ひとっ走りしてきました。
亜麻色というのは、黄みを帯びた褐色で、薄いベージュを指すそうです。アマサギの夏羽の色は橙色で、名前の由来が亜麻色なのか飴色なのか、別の意味なのか、もう一つはっきりとしません。
アマサギは夏鳥として5月~9月に渡来し、繁殖します。冬羽は全身真っ白なので、あるいは見逃していたのかもしれませんが、たぶん初見の鳥だと思います。

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慣れない場所なので、見つけるまでに時間がかかりましたが、遠目にも橙色が目立ちます。

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水を張った水田で、カエルか昆虫を食べているのでしょう。

070203.jpg
大きさは、コサギよりもやや小さく、人間に対しても、コサギよりは神経質なようです。近づこうとすると、飛んで距離を開けます。おかげでツーショットになってくれました。

070204.jpg
どうやら番のようです。

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  1. 2012/07/02(月) 23:03:07|
  2. 野鳥
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プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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