つれづれ写真館

植物や動物の生き生きした姿を撮せると良いですね

蛍とぶ頃:ゲンジボタル

初夏の夜、光を放ちながら飛び交う蛍を、子供たちが追う情景は、日本の原風景といっても良いものでしょう。
ゲンジボタルの幼虫を観に行ったのが縁で、中津川市の「水と木のフィールド」のメンバーになり、そのまま、ビオトープの管理を任されています。
この辺りでは、蛍が舞うのは6月中旬の2週間あまりで、毎年ほぼ一定です。
今年は、後半に入るところで、台風4号の直撃があり、慌ててその前に卵を確保するために成虫を捕獲する等したので、後半はかなり寂しくなりました。それでも、口コミが徐々に浸透したのか、今まで以上に見物客が多かったような気がします。

会報に載せるための写真の撮影も、なんとなく私の仕事みたいになって、数年間、撮影してきましたが、そろそろ撮影方法にも行き詰まってきました。20秒間の光の軌跡を馬鹿の一つ覚えのようにやって来ましたが、別のパターンもやってみようということでチャレンジ! そして見事に失敗です。

hotaru01 (1)
まずは、20秒間の光の奇跡。これは出始めの頃に肩慣らしでやったものですが、その後、これほど飛び交う姿に出会えないまま、シーズンが終了しました。

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枝や下草にとまって光る姿を撮ってみようということで、チャレンジ!

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あまりシャッター速度を遅くするわけにもいかないので、補助光を少し当てたのですが、この加減がつかめません。

ゲンジボタル16
一般的に、飛び回るのはオス、ずっと動かずに、下で光っているのがメスという傾向があります。

ゲンジボタル18
オスは端部の二節が光るので、半月形に光り、メスは二節目だけが光るので、一文字の光になります。

これで背景が仄かに明るくなり、蛍がシルエット状に浮かび上がれば、サマになるか? そう思ったものの、この日は月も出ず・・・。 リベンジは来年にしましょう。

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  1. 2012/06/26(火) 17:18:19|
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最小のトンボ:ハッチョウトンボ

今年も湿地にハッチョウトンボの姿を見かける季節になりました。
ハッチョウトンボは、大抵、水際に生えているハリイ(本当に針のように細い)などのような細い茎の先っぽにとまっています。

hacchou01 (1)
オスはご覧のように真っ赤な胴体をしています。

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小さいので、目が慣れないと見つけにくいのですが、撮影はそれほど難しくはありません。

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相手の気分次第では、接近して、超マクロの撮影をさせてくれることもあります。

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メスは、オスに比べると地味で、胴体は縞模様です。

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ホタルの場合もそうですが、メスはオスに比べて、圧倒的に個体数が少ないように思います。

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オスもメスも、身体の色は羽化後時間が経つに従って、濃くなります。

ハッチョウトンボは、日本最小のトンボとして有名です。
どれくらい小さいかといえば、体長は20mm弱、一円玉の直径です。
この小ささを、直感的に感じられる写真を撮りたいというのが、以前からの欲望なのですが、かなり頑固な性格らしく、ごく細いものにしかとまりません。
なんとか、もっと太いものにとまらせようと、四苦八苦してみました。

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ヒメジョオンでしょうか? 通常サイズの葉っぱにとまらせたり・・・。

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背景にクローバの葉を入れたり・・・、

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水滴の大きさと比較すれば・・・???

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あれれ、飛んでもいないのに、宙に浮いてる??? クモの糸も見えないけれど、引っかかっているのかな? なにはともあれ、捕まえて・・・、

hacchou10 (3)
指にとまらせてみました。誰もが、硬貨や指と一緒に撮りたい衝動を抑えられないようです。

苦労した割には、もう一つですね・・・。 暇をもてあました時に、またチャレンジしてみましょう。

  1. 2012/06/25(月) 18:47:16|
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コムラサキ:樹液を好む蝶

残念ながら、国蝶オオムラサキは、この付近には分布しないようです。しかしコムラサキの方は、広く分布しています。コムラサキも鮮やかな紫色に見えますが、これは鱗粉の形による構造色のようで、どの角度から観ても紫色に見えるわけではありません。というよりは、紫色に輝くこともあるといった程度のようです。
花に集まる蝶は、わりと見慣れているのですが、樹液に集まる蝶となると、私はあまり馴染みのない存在でした。去年、平和公園の木橋の上で日なたぼっこをしている蝶を見つけ、カメラを向けると、一瞬、鮮やかな紫色に輝いたような気がして、コムラサキであることに気づきました。撮影した写真を見ても、片側の翔が紫色になっているだけでした。今年はなんとか全体が紫色に輝く姿を撮影したいと考えていました。
先日、やっとコムラサキが集まる樹液を出す樹を見つけ、急に晴れた今日、勇んで出かけてみました。

062201 (1)
なんとスズメバチと張り合いながら、樹液を舐めています。

062201 (2)
もちろん樹液を好むほかの蝶も集まってきます。

062201 (3)
角度が悪いのか、なかなかお目当ての色になりません。

062201 (4)
この場所では、この程度が限界なのでしょうか?

062201 (5)
翔の裏側もなかなか綺麗なのですが、やはり別の場所を探す必要があるのでしょうか?

この日、コムラサキと競合していた蝶たち。

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サトキマダラヒカゲ。

062207.jpg
キタテハ。

062208.jpg
同じく表側。

前回はルリタテハも見かけました。

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  1. 2012/06/22(金) 23:01:22|
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カラスアゲハの給水

先日、クリンソウに群れる黒いアゲハチョウを撮影した際に、瑠璃色に輝く蝶が混じっていることに気づきました。そちらにカメラを向けて、なんとか撮影したいと頑張ったのですが、休みなく動き回り、ほとんどじっとしてくれません。そのうちに飛び去って、いなくなってしまいました。残念ながら、青く輝く翔を広げた写真は写っていません。
黒い翔を持つアゲハのうち、青く輝くのはカラスアゲハかミヤマカラスアゲハです。カラスアゲハは低地でも観ることは出来ますが、クロアゲハやオナガアゲハに比べると、数は少なくなります。
翔を広げた状態を撮影したいとなると、確実なのは休憩している時か、給水している時ということになります。背景の美しさはほとんど期待できませんが、給水時は蝶をゆっくり撮影できる絶好のチャンスです。
なかなかカラスアゲハと出会えないので、前回のクリンソウの場所に行ってみようというのも、今回の行動の目的の一つでした。
途中、河原を歩いていると、黒いアゲハが給水しています。近づいてみると・・・。やりました! カラスアゲハです。給水に夢中になっていると、こちらの動きには鈍感になって、動き回ってアングルを変えても、簡単には逃げ出しません。背景は不満ですが、蝶そのものは、ほぼ目的通りに撮れました。

カラスアゲハ12

カラスアゲハ13

カラスアゲハ15

カラスアゲハ17

カラスアゲハ19

カラスアゲハ21

  1. 2012/06/16(土) 17:31:08|
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キビタキが来た

先週辺りから、中津川の草庵の電線に、馴染みのない鳥がとまる姿を見かけるようになりました。
どうしても逆光気味の位置になるので、もう一つくっきりと観ることが出来ませんが、どうやらキビタキのようです。
嘴には、アリやバッタやクモやゲジゲジのような虫を銜えています。雄と雌の二羽が並んでとまることもあり、つがいで雛の餌を運んでいるように思われます。なんとか巣を見つけたいと観察していましたが、我々に簡単に見つかるような場所に、大事な巣を作るはずもありません。何らかの幸運が重なれば、見つかるかもしれないということで、しばらくは、あまり刺激しないようにおとなしく見守ろうと思います。

ノビタキ14
こちらが雄です。

ノビタキ15
キビタキは夏鳥として4月~11月に渡来し、繁殖します。

ノビタキ18
樹洞などに営巣するようです。

ノビタキ20
こちらが雌です。

ノビタキ22
奥の電線にとまってくれたので、やっと少し色や模様が判るようになりました。

ノビタキ24
来年も来て欲しいので、あまりしつこく追いかけることは、やめようと思います。これまで、この付近ではキビタキの姿を見かけた記憶がありません。

  1. 2012/06/16(土) 16:04:18|
  2. 野鳥
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地味な花

梅雨空の下、平和公園の一角にある「なごや東山の森」を訪れてみました。
あいにくの曇り空で、蝶の出も悪いようです。この時期は、華やかな花も少ないので、日頃はあまりカメラを向けることもない、地味だけれども、昔から人間の暮らしに密着していた花を撮してみました。

まずはショウブ。
ショウブというと、アヤメやカキツバタに似た形のアヤメ科の植物を思い浮かべる人も多いでしょう。でも、端午の節句に菖蒲湯として使われてきたのはこちらです。

061101.jpg
サトイモ科のショウブの花。野草に興味がある人は、同じサトイモ科のミズバショウに似ていると納得されるでしょう。穂は無数の花の集まりです。

061102.jpg
一つ一つの花が分かるでしょうか? めしべの周りを6つのおしべが取り巻いています。

061103.jpg
こちらは無事に受精が終わったようです。 めしべが膨らんで実になってきました。

続いてガマです。因幡の白ウサギの説話は、蒲黄と呼ばれるガマの花粉が大切な薬品であったことを示すものです。

061104.jpg
ウインナソーセージのようなめしべの集まりの上に、黄色みを帯びた雄花の集まりが伸びています。これでも花盛りです。

061105.jpg
一番下がめしべの集まりです。その上はおしべの集まりですが、花粉の飛び具合によって、差が出来ています。下の方は、まだ花粉がびっしりと残っています。上の方では花粉はほぼ飛ばされ、しべの形が判ります。

最後は柿です。

061106.jpg
小さいながらも、見慣れた柿の実の姿になってきました。向かって左が花? 正確に言えば、これは花弁がしおれた姿です。 咲いている花の姿は、1~2週間、時間を巻き戻す必要があります。

061108.jpg
これが、咲いている花の姿です。

 
  1. 2012/06/13(水) 08:59:51|
  2. 植物
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カルガモの親子

5日に、今にも降り出しそうな天気の山崎川を歩いていると、雛を連れたカルガモが泳いでいました。その日は、カメラを持っていなかったので、せっかくのチャンスを逃してしまいました。
翌日からは、ホタル観賞の準備をするために中津川に出かけなければなりません。子供の成長は早いので、いささか気になっていました。戻った翌日の8日に、早速、雛を目撃した場所へ出かけてみました。水面に目を凝らしても、カルガモの姿は見当たりません。ガッカリして、対岸を引き返すと、中州に影が見えます。近づくと、間違いなくカルガモです。その脇には小さな影。雛のようです。
さっそく目一杯の望遠で一枚。さらに近づいていくと、雛が親の羽の下に隠れたようです。舌打ちしながら、近づいてみました。親鳥の方は落ち着いたもので、逃げ出す気配を全く見せません。なにはともあれ、一安心です。

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カルガモの親子発見!

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雛は、親鳥の羽の下に潜り込んでしまいました。

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しばらく粘ると、やがて雛は這い出してきました。

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安心したのか、親子はそのまま昼寝を始めました。

とうぶん動きそうもないので、こちらも相棒を呼んで、出直すことにします。

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  1. 2012/06/09(土) 12:59:47|
  2. 野鳥
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キジの夫婦

坂折棚田から戻る途中、草原に二つの影を見つけ、慌てて車を駐めました。
直感したとおりに、キジのつがいです。
キジは非繁殖期には雌雄別々に行動し、子育ては雌のみで行います。したがって、雄と雌が一緒にいる期間は短く、私は仲睦まじい夫婦の姿を見るのははじめてです。
いつも通りに、エンジンをかけっぱなしで、窓越しで撮影したのですが、別にこちらを気にする様子もなく、くっついたり離れたり・・・。のんびりと行動しているので、エンジンを切り、窓を開けましたが、やはり逃げる様子は観られません。しばらく、ゆっくりと撮影できました。
その後も、一向に交尾する気配も見せず、のんびりくつろいでいます。あまり邪魔するのも気が引けるので、こちらが退散することにしました。

キジ13
これ以上に離れて、勝手に餌を探している時間の方が、長かったようです。

キジ16
雌の気を惹いているのかな?と思わせる行動は、これだけでした。

キジ20

キジ22

以下、雄と雌の姿を、もう少しアップで撮ってみます。

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  1. 2012/06/05(火) 16:52:00|
  2. 野鳥
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続・キジの夫婦

雌は雄よりも一回り小さく、色彩も地味です。

キジ37

キジ41

キジ46

キジ47

  1. 2012/06/05(火) 15:03:31|
  2. 野鳥
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坂折棚田の夜明け

岐阜県恵那市の坂折棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれた美しい棚田です。
去年から、時折訪れているのですが、まだ霧に沈む棚田や、朝焼けに染まる情景に出遭っていません。
田面に水が張られ、苗がまだ成長していないこの時期が、一番美しい情景を期待できるのですが、日の出の時間が早まっているので、朝に弱い私には、辛いものがあります。
この時期に霧が発生するとすれば、前夜に雨が降り、早朝から晴れ上がる天候でしょう。
昨日は昼間と夜中に雨が降りました。早朝の天気予報は曇りなので、期待度はあまり高くありません。しかし滅多にないチャンスなので、急遽出かけてみることにしました。

棚田12
この時期の日の出は5時前です。なんとかそれまでには到着。予想よりは明るくなっています。

棚田14
山腹には雲がついていますが、これが棚田に流れ込むかどうか???

棚田15
やがて日の出の時刻が過ぎましたが、晴れ上がる気配はありません。

棚田18
朱に染まる田面はあきらめでしょう。

棚田20
雲の移動も少なくて、期待薄みたいです。でも、せっかく来たのだから、朝食を食べながら待ってみましょう。

棚田23
日の出から2時間ほど遅れて、やっと雲間からお日様が覗きました。

棚田25
田面にも太陽が映ります。田毎の月ならぬ田毎の太陽。

棚田26
しばらく田面に映る太陽を追いかけてみましょう。

棚田29

棚田33
水面が黄金色に輝いて・・・

棚田35
求めていたものとは、いささか異なりますが、これはこれで綺麗でしょう。

 
  1. 2012/06/03(日) 17:11:55|
  2. 東濃分室
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プロフィール

四季爺

Author:四季爺
いつの間にか後期高齢者になっていました。
まあ肩の力を抜いて、シャッターを切り続けています。
間違って傑作が撮れることもあるかもしれません。動ける限りはチャレンジしたいですね。

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